炒飯作りは気分がほんのちょっとだけ上向きになる作業である
『眠れぬ夜はケーキを焼いて』(午後先生)
エッセイ漫画なのだが
1巻は地元の図書館に置いてあり(!)
そちらを借りてきたものを読む。
2巻は購入したものを拝読。
現在3巻まで出版されているようだ。
ちょっとした不安で眠れなくなってしまう孤独な夜。そんなときのお供になってくれる
お手軽&おいしそうなレシピの提案が
なされているエッセイ漫画。
気落ちしたり・なんとなく不安になってしまったり等のマイナス感情が描かれているにも関わらず、読んでいて不快な気分になったり、一緒に気落ちしてしまうようなことは無い。
かわいらしいほのぼのとする絵柄と、
手軽に作れそう&おいしそうなレシピの数々の魅力もあるかもだが、個人的に感じるのは
午後先生はマイナス感情の表現の仕方が上手い。
そうしてふと思ったことは、
「自分はどうだろうか?」ということ。
私が「気が乗らない」「食欲があまりないなぁ」と思うときに
そういえばなんとなく炒飯を作っている。
昨日の残りものなどを全部具材にし、
たまごは贅沢に2個くらい入れたり。
(たまごは何個入れても美味しい気がする。
1人分なのに3個も入れたときにはカロリーの心配をしたが、普通においしかった。)
焼いてるうちに野菜やたまごが
ご飯と一緒に炒まった香りで、
なんとなく食欲もわいてくる。
味付けは、味の素の香味ペースト
&醤油が個人的にお手軽。
↑味の素の「香味ペースト」専用ページ
おそらくクックパッドで見た味付けレシピだと思うのだが、どのレシピを参考にしたのか失念してしまった。
↑醤油の分量は、上記サイトを参考にしている気がする。
とはいえ載っているアドバイスのように
炒める前にご飯を水洗いなどはしていない。
私が炒飯作りにこだわり出したのは、
大学時代1人暮らしをしたときだ。
(…いや別にこだわっては無いか(笑))
ダイソーで売っていた炒飯のもと。
百均と侮ることなかれ。
こちら非常に旨い。しかもすぐ作れる。
さすがお茶漬け等で有名な永谷園。
ご飯料理のプロ。
(大学時代は製造元が「永谷園」だと知らなかったが)
ご飯一気に炊いて、それを全部炒飯にして
1食分に小分け&冷凍しストック。
「チャーハンの素シリーズ」
種類もいくつかあったので
飽きがこないよう色々な味を作ってみたが、
個人的に好きだったのは
「五目チャーハンの素」だった。
具材はなくとも、卵とご飯とチャーハンの素
だけで作れるため、金の無い大学時代はこの
「チャーハンの素」に大変お世話になった。
あまりにも面倒くさがって、
卵を入れずにご飯とチャーハンの素だけで
炒飯を作ったりもした。
私にとって百均のチャーハンの素は
まさに大学時代の思い出の味である。
外食としての炒飯はどうだっただろうか。
中華料理店以外で炒飯がメニューに
ある店と言えばラーメン屋だが、
ラーメン屋の炒飯の多くは
「ラーメンの付属としての炒飯」であり、
ラーメンのスープと一緒に食べたら美味い
「ラーメンの引き立て役」のような
味のものが多い気がする。
(それはそれで充分おいしいが)
そこで1つ思い出すのが
『味の時計台』というラーメン屋である。
『味の時計台』のラーメンは、
観光名所としての「時計台」がある札幌で
本場のおいしいラーメンを食べたことがある身としては、大変失礼ながら「??」という感想を抱いてしまう味である。
(この様な書き方をしているが、決して美味しくない訳ではない。
「チェーン店のラーメンだな〜」
となんだか安定と安心感を感じることができる美味しさがあると思う。)
炒飯は、ほかのラーメン屋と同じく
「ラーメンのセットメニューとしての炒飯」
だが、その味はラーメンの引き立て役ではない。
『味の時計台』での個人的なイチオシメニューである。
パラパラとして油っこすぎる味では無く、
炒飯単品だけでおいしく食べられる。
次に行ったときは「半ラーメンと炒飯セット」で炒飯をがっつり食べよう、と考えているくらいに気にいっている。
「 #元気をもらったあの食事 」
をテーマに書き始めたはずなのに、
いつの間にか「私と炒飯の思い出」
になってしまった(笑)
見出し画像は下記の記事を書かれたクリエイター様から。
記事に書かれている「しらたきチャーハン」
おいしそうだしカロリー控えめな所も大変魅力的。
レシピも詳しく丁寧に書かれているため、
是非料理に挑戦してみたい。
素敵な作品をありがとうございました!
問題があるようでしたらお下げします🙇♀
最後まで読んでくださりありがとうございました。🙇♀
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