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⚫️ 母とルンバと充電器の話(3/25)

さて、3月25日、イカと同じ日の出来事である。

最近まともに楽器ができていなかったので練習しようと思って客間に行った私だったが、十分もしないうちになぜか母が来た。

ルンバを抱えて。

「ふうぅ〜重い!あんたちょっとこれ持って!」

なんだ!?
ルンバなら3/15に父の部屋で使ったので、そのままそこで充電しようとしたはずだ(なお、母がコンセントを抜いていたのを発見したので充電されていない)。

「あ?なんで持ってきたん。お父さんの部屋に置いとったろうが。」

これ使いたいとよ。どうしたらいいん。」

「いや、使われんよ。お母さん、コンセント、抜いとったやん。充電できてないけん、使われん。」

母は、困惑した顔で、「どうするとね?」と繰り返す。

この辺でしたようなやり取りを、もう一度繰り返しつつ、ルンバの充電器を繋げ、表示を見る。

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「あー、やっぱり充電されとらんよ。まだ使えん。」

そうこうするうちに、ランプが消える。

これが曲者で、消えるとうちの母が、充電が終わったのではないかとそわつくのだが、ルンバは充電中も節電のためランプが消えるのだ。

「それでこれどうしたらいいと、まだダメなん。」

落ち着け、まだ5分も経ってない。

似たようなやりとりを数回繰り返した後、練習を諦めて

「今日はここまで!

動かすのは明日!」

と言って私は去った。

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。