社長になってよかったこと

青森シャモロックの社長になって早3年。
「社長、大変でしょ~~~!」と言われることが多いけれど、社長になって良かったと思うこともそれなりにある。良い機会なので、会社員の時との違いをまとめてみた。

通勤時間が短くなった

今の私の住まいから会社まで、夏場は30分、冬場で40~50分くらい。人によっては、「遠いじゃない!」と言われることもあるが、元々会社員時代の通勤時間は1時間半~2時間半(片道)だった。
マイカーと会社の通勤バスの併用だったり、全距離マイカーだったり、冬は吹雪が当たり前だったりと、かなりハードモードの通勤を経験しているので、はっきり言って今の通勤は本当に楽!!!
会社員時代のラスト半年に至っては、超長時間通勤+会社のトラブルで残業+夫(当時)の看護もしていたので、今となっては「よくあれで死ななかったもんだ」と思ったりもする。

自分で物事決められる自由がある

私の性格的に人から押し付けられたり、仕事の必要性が理解できないまま手を動かすのが非常に苦手。それがストレスになり、一時期鬱ぽくなったこともある。
一方で、ある程度の裁量が与えられている仕事だととてもやる気がでる。会社員の最後の方で配属された部署は、上司もそんな私の特性を理解してか、結構自由にやらせてくれた。仕事の内容はなかなか厄介だったけれども、とてもやりがいがあった。今でも戻れるなら戻りたいとも思っているくらいだ。
そして社長は、正に自分でどんどん物事決めていくことが仕事だ。決める事の量は会社員の比じゃないレベルで多いが、今与えられている条件と優先順位、将来やろうと思っていることを踏まえて決めるのはあまり苦ではないと感じている。

とはいえ、やっぱり社長は大変である

仕事をしている時間自体は会社員時代よりもかなり減ったものの、常に頭はいろいろ考えている状態なので、結構負荷が掛かっているなぁと思う。会社員の時にはあまり考えてこなかった「人(感情や言動)」を考慮しなければならない問題も多く、その部分は今も少し苦手である。
今回の新型コロナのように予測が難しい問題も多い。
体は動かさない分、頭はかなり使う。お陰で白髪がすごい勢いで増えている。
社長ってすごいねと言われることもあるが、私の場合「会社員に向いていない」のだ。(気づくまでに13年かかったけど)
会社員として勤め上げることができるのも才能だと私は思っている。最近は「会社員すごい・・・私だとうまく立ち回れん・・・」ということも多い。
隣の芝生は青く見えるのだ。

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