双璧となる友人との出会い


・ 前回のあらすじ

前回は我が家の塾選びの事について書かせて頂きました。

娘にとって、大きな存在となり双璧となる友人(以下:双璧ちゃん)との出会いの事をお互いの偏差値等も話しつつ書いていきたいと思います。

➀ 入塾時における双璧となる友人との差

当時を思い返して双璧ちゃんと娘の差を考えてみようと思う。
入塾時期は娘は4年生秋ごろから入塾で、双璧ちゃんの入塾は3年生からと言う事だった。
期間にして1~1年半の差がこの時にはあった。

ある程度時間が経ってから娘から細かい部分まで聞いてみると……。

明らかに入塾時の計算力の差があったと言う事を娘は語っている。

娘自身もある程度の計算力はあったものの、そのレベルが1段階は違うと言う事らしい。

単純な所で説明してみよう。
100マス計算を例にしてみると

双璧ちゃん タイム 1:15
娘     タイム 1:30
と言った感じで15秒のタイム差がある感じ。

ちなみに小学校4年生の平均タイムを算出すると1:30くらいであるらしい。

当時、私も娘とTAをしていたが1:10~1:20くらいのタイムだった。

こんな感じで、私が仮想敵の双璧ちゃんとして娘との100マス計算TAで争っていたと言う事実もあり、計算力を上げる意味で仮想敵として鎬を削っていたのが良い刺激になったのだと思われる。

こんな事をして数か月後には必然と計算力も同等に追いつく事となった。

そんな100マス計算も娘は脳トレ系のゲームでまともに数字を書かないで簡略化した点等の殴り書きで正解をさせる為

別の意味で間違った遊びを始めるなんて事もあったらしい。
こういう事を考える事からしても娘は頭がおかしいと親ながらに思う。

周りとは一風変わった遊び方を考えるのは、親にして子だと思う所でもある。
私も、ゲーム等では縛りプレイ等をよく好んでやり遊んでいたからなぁ。
こういう部分で独創性が育まれるのだろうと思ってしまう。

こんな感じで4年生の冬から春が近くなった頃には、娘も同等の計算力がついて5年生へと向かって行く事になりました。
ちょうど2月くらいから、月間テストの順位も向上して行く傾向になります。

私の記憶違いでなければ、クラスで常にベスト5以上の成績が取れ始めていた頃だったと思います。
双璧ちゃんは常にベスト3位内をキープし娘もおのずとベスト3位内でしのぎを削っていきました。

② 5年生になってからはどうだったか?

5年生になって5月時点の偏差値として、どんなもんだったか?

娘の勉強時間も1日平均で5時間以上と言うような日々が1月辺りから続き集中力を切らさず継続出来た事もあって、この時期にしてこんなに偏差値上がるんかい?と言う数値で偏差値73を国語・算数で初めて叩き出します。

部分偏差値は80を越えている所もあり、こんな偏差値が出る事があるのか?と言う事を娘は思っていたらしく。
双璧ちゃんと部分偏差値が80越える事ってあるんだね?と話していたそうです。

親としても見る事は稀な数値だったこともあり、当時を思い返してみても浮足立ってしまった瞬間でありました。


③ 親目線で考える偏差値70を越える数値とは……。


これ以降も偏差値70を越える数値は何回となく取れる偏差値でもあった娘ちゃんになりますが……。
親として娘の勉強に対する対応が一時的にまずい方向に向かう事となります。

ある意味で偏差値70以上の領域というのが親として言語化することが出来ていませんでした。

これが解っていたら、娘に対する対応も少しはマシになっていたことだろうと振り返ってみると真っ先に思い当たります。
一時的にプレッシャーを掛けすぎていた時期がありました。
期間にすると2~3ヶ月くらい。

その時に、言語化するべく私なりに考え抜いた事によって短期間でこの沼から脱出する事は出来ました。

皆さんは言語化出来ていますでしょうか?
仮に今は取れていないような偏差値70以上と言う領域をどの様の言語化できるのか?と言う事を考えてみてください。

➃ 私が言語化するとしたら


簡単な言葉にはなりますが、私が言語化するとしたら……。

「神の領域」
この一言になると思います。

私自身も中学受験を経験しておりますが、偏差値的には50くらいの偏差値でしたよ。

この数値から考えても、娘の叩き出す偏差値は73と言う数値は私自身は出す事の出来なかった数値です。

まさに神の領域と言って良い偏差値だと思います。

一度、この領域の数値を取れた事によって親が魅了されてしまうと私が娘にプレッシャーを掛け続けた魔の3ヶ月がやってくる事でしょう。

親がその偏差値を取っていた事があったというなら、取れて当然と思うかもしれません。

私の場合は、完全にこの数値に魅了されていたと言うのも事実であり、それに少しでも早く気が付いた事によって娘に掛けるプレッシャーはほぼゼロになりました。

まぁ、偏差値と言う数値はどの階層でも魅了されると・・・だとは思うますけどね。
魅了されてしまうと、なかなか抜け出せなくなりますが早めに抜け出せる事を私ながらに皆さんに代わって祈っております。

⑤ 少し先の話&まとめ


娘も双璧ちゃんも大学受験時の全国模試においても偏差値70以上を出しており、全国順位で言うと

娘ちゃんが24番
双璧ちゃん23番

ここでも仲良く連番で、この順位を確保していたそうです。
同世代でe塾出身の方で同じような成績の方がいらっしゃりましたらコメントでも残して頂けたらと思います。

まぁ、双璧ちゃんは当然の様に都内国公立大学へ進学し、
娘ちゃんは学力を確保しつつ、美大には通う事にはなりませんが若手画家として私立大に進学となるのですが……ね。

双璧ちゃん曰く、娘ちゃんが絵画に手を出さなければ同じ国立に入れただろうと言うお言葉も頂いておるようです。

これは数年以上先の未来の話になります。

個人差は色々とあると思いますが、偏差値と言う数値・スコアにあまり魅了される事はない方が良いと思われます。
くれぐれも親子揃って悪い方向に向かいませぬように……。

次回予告としては、5年生以降の習い事についてをつらつらと書かせて頂こうと思います。


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