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愛猫の頭の中のやつが憎い

我が家の愛猫メチア。愛称メッチー。
21歳の女の子です。
人間でいうと100歳ちょいくらい。

15歳頃から慢性腎臓病、17歳からてんかん発作を抱えています。

腎臓は、良くはないものの現状維持できてる状態。
てんかんは発生頻度が少なく、経過観察。
…だったのですが、昨年末から徐々にその頻度が増えて…

つい先日
「メッチーのてんかん発作が一か月間起きてないぞ!」
と喜んだのも束の間、昨日大きな発作が起きてしまいました。

いつもなら数分で収まるはずの痙攣が止まらないー

止んだかと思うとまた手足をバタバタと激しくもがき出す、というのを繰り返すのです。

(ヤバい!これって重積発作状態ってやつでは…!?)

重積発作とは発作が5分以上続いたり、完全に収まる前にまた繰り返すような状態です。
この状態になると脳へのダメージが大きく、最悪死に至るケースもあるそうで…

しばらくするとようやく発作は止まりました。
最初の異変から10分は経っていたと思います。

処方されていた坐薬を発作が起きた時に入れてはいました。
が、今までと違う様相に、このまま夜を迎えるのはマズイと感じ…
かかりつけ医がお休みだったので、別の病院に連絡して駆け込みました。

現在メッチーはほぼ寝たきり状態になってしまいました。
発作前まではふらつきながらも何とか歩けていたのに…

自力で飲み食いも出来ないいので、シリンジで水やごはんをあげています。
(口に含ませてやると食べる力はある)
発作の影響の一時的な症状なら良いのだけれど

だっこするとメッチーは私を見上げて弱々しくミャー、ミャーと鳴いて……
たまらず涙があふれました。

実はメッチーは少し前から様々な変調をきたしてました。
徘徊、旋回、歩行の乱れ、認知機能の低下、トイレの失敗など…

原因はおそらく脳腫瘍だと思われます。

おそらく、と書いたのは21歳と高齢なメッチーには全身麻酔が必要な詳細検査はハイリスク過ぎて出来ず、確定診断できないためです。

もしも検査に耐えられたとしても、
①外科手術→全身麻酔が必要
②放射線治療→治療の度に全身麻酔
③抗がん剤治療→高齢かつ腎臓病のメッチーには副作用が心配

…とその後のこれらの治療もメッチーには非常にハードルが高く、現実的ではないとの見解でした。

ただ症状を見るに、脳に何らかの異変はあるのだろうと思います。

獣医さん曰く、
・最初に発作が起きたのが4年以上も前で、顕著な体調悪化は最近な事から、非常にゆっくり進行するタイプだろう
・ただ進行自体は止まらないので、今後こういった症状は増えていく
・対処療法で出来るだけ緩和
との事。

メッチーの頭の中のやつが憎い。
頼むからこれ以上進行しないでほしい…

膝の上でくつろぐメッチー
ナデナデ

写真は発作を起こす前のメッチー。

メッチーが少しでも穏やかに過ごせるようにできればと思ってます

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