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シチュボVer.「初めてのきらめきのなかで」

今回、私の作品「初めてのきらめきのなかで」をシチュエーションボイスの台本として利用できるよう書き直しました。
読んでいただける方がいましたら、是非楽しんでいただけると嬉しいです。

本篇↓

シチュエーションボイス.Ver 

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ナレーション(or彼女):
今夜は彼との初デート。
毎年、この街では冬の季節に街中をイルミネーションで彩る。
私と彼はその電飾の淡い灯りの中を手をつないで歩いていた。

★彼女(うわぁ、緊張で手のひらに汗かいちゃうよぉ。彼、気になってないかな?)

☆彼「話、聞いてる?」

★彼女「え?!えっと…なんだっけ?」

【そんな失礼な返答に、彼は笑って応える。】

☆彼「街中がキレイだなぁって言ってたんだ」

★彼女「ごめん、そっか。うん、キレイ。」

☆彼「よし、目的地に着いた!この高台から見ると街中のイルミネーションがキレイに見えるって友達から聞いてたんだけど、…本当キレイだね」

★彼女「うん…。」
★彼女(緊張して、全然楽しく話せないよ。あぁ、もうダメ!足にチカラ入らない!ベンチに座ろう…。)

☆彼「大丈夫?歩かせ過ぎた?」

★彼女「ううん、違う、違うんだよ。

景色もすごく幻想的でキレイだし、一緒に歩くのも楽しいんだけど、

私、あの、緊張しちゃって。」【少し涙目で】

☆彼「あはは。俺だけじゃなかったんだ。」

★彼女「え?」

☆彼「俺もめちゃくちゃ緊張しちゃってて。
自分の手の汗が気になったり、
デート楽しめてるかめちゃくちゃ気になったり、

公園まで歩かせ過ぎたかなぁって思ったりしてさ。

本当、緊張でどうにかなりそうだったよ!」

★彼女「なんだ、同じように緊張してたんだ。」

☆彼「うん」

【それから二人はたくさん話を交わした。】
(ナレーションとして入れても、間を取ってもよい)

★彼女「とってもデート楽しかった!でも、やっぱり夜は寒いね」

☆彼「そうだね、そろそろ帰ろうか。
ねぇ、今度は、どこにでかけようか。」

★彼女「どこに行くか考えながら帰ろう!あ、…手、また繋いでもいい?」


(終わり)




※この物語はフィクションです。登場人物、場所は架空です。




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