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音声ガイド付きでTHE FIRST SLAM DUNKを見てきた

「THE FIRST SLAM DUNK」3回目観てきました!

今回は音声ガイド付きで鑑賞したんですが、映画の解像度がめちゃくちゃ上がって感動しました。

何回も見ることで1回目では気づけなかった感動ポイントも増えてきたので、改めて映画感想文を残しておこうと思います。

映画の音声ガイド「HELLO! MOVIE」

音声ガイド付き映画ってなに?と思う方も多いと思うので、私が使用した音声ガイドアプリについてお話しします。

現在、映画館では、視聴覚障害がある方でも映画を楽しめるような取り組みが数多く行われています。

音声ガイドもそのひとつで、事前にアプリをダウンロードしておくことで、映画が始まると同時にガイドが流れ始めます。用意するのは自分のスマホとイヤホンだけ。追加料金もかかりません。

ガイド自体は映画が始まるまでは聴くことができず、映画の冒頭の音声に反応してガイダンスが始まる仕組みになっています。

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ここから先は映画の内容ならびに音声ガイドの内容のネタバレがありますので、未視聴の方はご注意ください。
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音声ガイドを使ってみた感想

音声ガイドのナレーションは渋めの男性の声でとても聞きやすかったです。セリフと被らない場所でガイドが入るので、映画の邪魔になるとかはありませんでした。

ちなみに、全部のシーンに説明が入るわけではなく、ガイド自体はあくまでも補足という感じですが、試合ラストの無音シーンは怒涛のガイダンスが入ります。

音声ガイドが入ることで、この表情はこういう意味だったのかとか、このシーンはこんな風に受け取って欲しかったのかというのがわかってよかったです。何回も見ていても、目線ひとつや表情の微妙な変化を見逃していたことに気づきました。

試合のシーンはプレイ自体の解説をしてくれているところもあり、何が起こっているのかがわかりやすかったです。

場所によっては「○○が○○した」というようなガイドが入るので、このキャラそんな名前だったのか!という発見があったのもおもしろかったです。赤木の前の代の感じ悪い先輩とか。

ここからは細かいシーンの音声ガイドについて。

最初の鉛筆書きのシーンで両校のメンバー紹介があるんですが、それがスポーツ実況みたいでかっこいいなと思いました。

また、三井は中学生時代、ロン毛時代、復帰後と見た目が3パターンあるので、その度に見た目の特徴の説明が入るんですが、長身の男だということがやたらと強調されていておもしろかったです。

バスケット選手はみんな大きいのでコートの中にいると分かりづらいですが、たしかに三井はかなりガタイがいいんですよね。宮城と並んだ時にそれがよくわかるなと思いました。

あと、登場するキャラクターは名前で呼ばれることが多かったですが、徳男たちはずっと「三井の取り巻き」って呼ばれてるのもおもしろかったです。友達とかじゃなくて取り巻きなんだね…、関係性…。

赤木のダンクには「ゴリダンク」っていうガイドが入ります。ここでも笑ってしまって声が漏れてないか心配になりました。

三井と宮城の喧嘩シーンでは、三井の前歯が折れた瞬間のガイドがありました。この一撃で折れたのか…としみじみしてしまいましたね…。

3回鑑賞して気づいたところ

今回は事前に「THE FIRST SLAM DUNKってこんなシーンがあったよね!」という情報を収集してから鑑賞に臨みました。

具体的に観ようと思っていたところは、最後の3ポイントシュートの後で三井が左膝にキスするシーン、宮城と桜木と三井が前屈みで腕をグッてやるシーン、観客席にいるらしき魚住の3つです。

三井の膝キスシーンはその後に宮城が手を差し伸べて引き起こすという映画オリジナル要素が入っていてよかったです。

宮城と桜木と三井が前屈みで腕をグッてやるシーンは2回ありましたね!2回目は宮城と三井だけだったかな…?うろ覚えですみません。

ただ、魚住だけは何回観ても見つけられない!もし見つけた人がいたらどの辺にいたのかこっそり教えてください。

ここからは予習していったわけじゃないけどこんなところがあったのね…と思ったシーンです。

まずはいつもは標準語だけど1人で沖縄に戻って秘密基地で泣いてる時は沖縄の方言に戻っている宮城。

神奈川に引っ越したばかりの時は方言だったので、舐められないように必死で標準語を習得したのかなと思うとちょっと切なくなりました。でもソーちゃんと過ごした場所に戻ると言葉も戻ってしまうんだよね…。泣けます…。

宮城家の母・カオルさんが今も結婚指輪をしてるのもよかったです。旦那さんと死別して10年近く経っているのに、再婚とか考えずに今も旦那さんを愛してるんですね…。愛だ…。

また、屋上で宮城が不良に囲まれた時に震える手をポケットに入れて隠すところが強調されていましたが、インターハイから帰ってきてお母さんと会う時にもポケットに手を入れるところが描かれていました。

シリアスめな手紙を置いて出てきた手前、どんな顔で会えばいいのかわからなかったのかな。本当は心臓バクバクだったのを必死で平気なフリしてたのかと思うとなんかグッときました。

あといつも強がっててオラオラしていてる宮城がアヤちゃん相手になるとドギマギするのがかわいいですよね。アヤちゃんと話すときは声のトーンが違うし、顔もちょっときゅるんって感じになってて癒されました。

ビジュアル的なところでいうと、キャラごとに眉毛の形や太さが違うのも細かくて良いなと思いました。太眉、細眉、剛毛、フサフサ…。いろいろあっておもしろかったです。

あと小暮のポジションはフォワードだと思ってたいたんですが、もしかしてシューティングガードですかね?

桜木と交代した時に河田が小暮じゃなくて三井のディフェンスについてるのと、ゴリのフリースローの時にリバウンドに入ってるのが流川と三井だったので、小暮のポジションはフォワードではないのかなと思いました。

小暮がスタメンから外れたのは桜木が入ったからじゃなくて三井が戻ってきたからなのでは…。

そして、1回目と2回目はどうしても湘北ばかり目で追ってしまっていたので、今回は山王にも注目して観てみました。

あたりまえだけど山王うまいな!!

沢北もすごいけど、河田さんがかなりすごいです。みんなオフェンスだけじゃなくてディフェンスもうまい。

そして100人を超える部員がいる山王で、身長は桁外れであるもののバスケ初心者の美紀男が1年の時からベンチに入ってるのがすごいですよね。しかも試合に出してもらえてるという。

そのユニフォームが死ぬほど欲しい3年生はたくさんいるんだぞ…。

最後のアメリカ編では、沢北チームはみんな肌が白くて、宮城チームはみんな焼けた肌をしていることに気がつきました。

留学してる地域が結構離れているのかな?

単純に秋田出身の沢北は焼けにくく、沖縄出身の宮城が肌が強いという説もあるかもしれません。

でも沢北って出身は東北じゃないイメージがあります。山王ほどの強豪校なら全国から選手が集まってくるはずだしな…。

観終わった後はまたスラムダンクロスに陥ってしまったので、映画の解説本を引っ張り出してきて読みました。

やっぱりみんな眉毛が違うよね!

バスケのプレイシーンも細かい作画指示が入っていて、あのシーンはこういう動きだったのか…という発見があっておもしろかったです。

そして宮城だけじゃなくてアヤちゃんも沖縄出身なんでしょうか…。顔立ちは濃いもんね。じゃあお互いたまたま近い地域に転校して高校で再会したということ?それってかなり運命的なのでは…。

最後に

3回目の「THE FIRST SLAM DUNK」もすごくよかったです!

音声ガイド付きで観ることで新たな発見がありました。

これから2回目3回目4回目を観る方がいましたら、ぜひ音声ガイド付きでの鑑賞を試してもらいたいと思います。

解説本「THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE」も最高なので、ぜひこちらも読んでみてください。

そして私は今は映画のサウンドラックが欲しいです!試合のシーンの効果音がかっこよすぎるので…。

あれが聴きたくてまた観に行ってしまうかもしれません…。

(追記)Blu-ray&DVDにも音声ガイド入ってました!

原作漫画は3形態で発売中です!映画の後はぜひ漫画も!

他にもスラムダンクの記事を書いているので、もしよかったら覗いて行ってくださいね。


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