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THE FIRST SLAM DUNK"山王応援上映"に行ってきたよレポ

6/24(土)に行われたTHE FIRST SLAM DUNKの応援上映に行ってきました!3ヵ月ぶり2回目の応援上映!今回は山王の応援上映ということで、周りはみんな山王を応援したい人たちというわけです。なんて心強い!

ちなみに1回目の応援上映のレポはこちら。

前回行った応援上映は初回だったのもあり、チケットの販売開始から即完売になった映画館も少なくありませんでした。もちろん席は満席。気合い十分な猛者たちが集まっていたことを覚えています。

それと比べると、今回は2/3くらいの入りという感じでした。応援上映自体が何回目かなのと、上映館が増えたことが理由かなと思います。それでも公開から200日以上経ってこの盛り上がりはすごい!

↓↓↓↓ここからは映画本編と応援上映のネタバレがあります!!!!!!↓↓↓↓

山王の応援上映ということもあり、冒頭に「強豪高校の応援とはどういうものか」をレクチャーする動画が放映されました。なんと教えてくれるのは映画で山王応援パートの監修も務めた新岡潤さん。

この新岡さんが何者かというと、山王のモデルになったと言われている能代工業高校バスケットボール部出身の俳優さんなんです。実質リアル山王の人じゃん!

そんな新岡さんが教えてくれる応援の仕方は、王者山王の心構えから始まります。強豪チームでは応援団のメガホンの持ち方まで細かく決まっているようで、口元にあてて斜め45度を死守。もう片方の手で持ったメガホンで膝を叩きます。そう言われて注視してみると、たしかに山王応援チームのメガホンは全員がずっとぴったり同じ角度をキープしてたわ…。すごいや強豪ってやつは...。

応援パートでは、新岡さんが応援のリードボイスを入れてくれているので、それについていけばいいよとのこと。ここで新岡さんが「では実際にどんな感じか山王の声優さんたちにやってもらいましょう!」と。実際に山王の声優さんたちにやってもらいましょう!?

本当にやってくれてました...。映画館の座席に並んだ新岡さんwith山王メンバーの皆さんが応援のお手本を...。なんて豪華...。この映像を見ることができただけでもう来た価値あるわ...と思ったのは私だけではないはず。ちゃんとメガホンも斜め45度でピシッと揃ってました。さすがです。

そんな感じで始まった山王応援上映。私が参加した映画館では、試合以外のパートはわりと静かめでした。今回は山王が出てきてからが本番ですからね。それでもやっぱり冒頭の鉛筆書きのシーンは盛り上がります。今回も三井ガチ勢の男の人がいて、三井の人気の高さを実感。男にモテる男なんだよな、三井は。

THE FIRST SLAM DUNK自体はもう何度も見ているんですが、改めて山王を応援するぞ!という気持ちで観ると、湘北がめちゃくちゃ厄介な相手に思えます。山王は常勝校なのに1回戦からがっつり相手のリサーチをして対策を欠かさないチームなんですよ。実際、全国大会では無名の湘北の攻めのパターンもばっちり網羅してました。

しかし、湘北は短期間で急成長しているチームなので、過去の試合ビデオがあまり当てになりません。特に桜木は体力とジャンプ力がずば抜けているだけの素人だったはずなんですよ。山王戦の時点で「スクリーンをかける」とか「スイッチ」といったバスケ用語も知らない(ゴリも教えてない)ので、山王側も桜木はよく飛ぶだけの素人だなという認識だったはずです。だから、河田はそのジャンプを封じるという対策を取りました。

すごく体が大きいとか、桜木みたいに一芸に秀でているとか、そういう選手はたまにいるけど、基本的にはゴール下でしか仕事をしません。山王でいうと美紀男がそう。普通は素人があんな大一番でジャンプショットを決めるとは思わないし、エースの流川が素人にパスを出すはずがないと思うのが定石です。実際、流川から桜木へのパスって読者だって驚くほどのありえないプレーだったじゃないですか。だからこそ山王は最後の湘北の攻撃の時、全員で流川を止めに行ったんです。あの残り時間であの点差なら流川が自分で行かないはずがない。それがバスケの王道だから。でも湘北はそうじゃないんです!あそこで桜木にパス出しちゃうし、桜木はそこでシュート決めちゃうんです!そんな「ありえない」の連続に山王は揺さぶられ続けたんだなと…。山王応援団目線に立った私は思いました…。

三井に翻弄され続けた松本も、ヘロヘロの三井に「打たせろ打たせろ!」と言っていた河田も、決して湘北を下に見ていたわけではなくて、普通あんなバテバテで3Pは決まらないんですよ。なんならもう交代させてやればいいのにというレベル。

そして選手層が厚い山王としては、動けないほどの怪我をしてなお試合に出てくる桜木は意味がわからないし、そんな状態で誰よりも動いてるって正直怖いと思います。

何より普通なら「ここまでやれば心が折れるだろう」というところで湘北は折れない。どういう精神構造してんの?って感じですよ。そりゃ堂本監督もびっくりだわ。

ラストの無音シーン、最初の応援上映の時はみんな静かだったけど、今回の山王応援では山王がシュートを決めたところで盛り上がりました。山王側としてはそれが試合最後の得点になるはずだったんだからそれは盛り上がります。あとは最後の数秒を死守するだけ!だった!はずなのに!

試合後に沢北が泣き崩れるシーンではかなり感情移入してしまいました。今回私は山王応援団の気持ちで行っているのでね。ここが沢北役の声優さんが仰っていた実際に座り込んでアフレコしたと言っていたところか...と思いながら...。

今回は心なしかエンドロールの時の手拍子もちょっとしんみりしていた気がします。負けた側なので...。

結果は残念な感じになってしまいましたが(それは観る前からわかっていたことですが)、応援上映自体は楽しかったです!今度は半分が山王応援、半分が湘北応援みたいな感じにしたら掛け合いみたいになっておもしろいかもなぁと思いました。数合わせが難しいかもしれないけど。

これを読んでいる山王ファンの方、もし次回があればぜひ参加してみてください...!山王応援は年齢層も性別も結構満遍なくという感じだったので、誰でも参加しやすいと思います。1人で来ている人も結構いました!

あと今回よかったのは、日本語字幕がついていたこと。本当にサービスが行き届いているというか気がきくというか...!声だけだと聞き流していたセリフや、聞き違いをしていたセリフの答え合わせができておもしろかったです。宮城の「ありあと」がかわいい。

そして前回の応援上映でいいなと思ったペンライトも持参していきました!これすごいですね。発色がめちゃくちゃきれい。色展開も豊富で、ライブとかに持って行くととんでもなく楽しいだろうなと思いました。山王の応援上映では白固定なんでね。せっかくならいろんな色使ってみたいよね。ちなみにメガホンも使おうとすると手元は結構慌ただしいです。

最後に映画を観た後は絶対に欲しくなるであろう映画解説本とサウンドトラックCDを宣伝して終わります!シンプルに布教!

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みんなまだまだTHE FIRST SLAM DUNKを観ようね!

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