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緊張することは悪いことなのか?
緊張してしまって上手く演奏できない
緊張してしまって曲の入りでテンポを間違えた
緊張で曲の構成が飛んだ
緊張すると普段のような余裕がなくなり、
本来ならできることができなくなってしまったりするものです。
かといって「緊張しないようにしよう!!」と心がけたところで自分の心理がそうそう簡単にコントロールできるものでもないため、状況は好転しません。
では緊張しないためにはどうしたら良いか。
方法論としては色々ありますが、
その前にまず「緊張」に対する価値観・認識を変えてみましょう。
緊張するのは当たり前のこと
そもそも緊張するのは悪なのでしょうか?
僕は違うと思います。
僕は25年以上ドラムをやってきて、ステージに上って人前で演奏した回数は数知れませんが(多分100回くらいはやったと思います)、
毎回緊張します。
緊張しなかったことはありません。
緊張によって散々なパフォーマンスになってしまったことは最初の頃くらいですが、ある程度経験を積んだ頃には、
緊張したせいで良い演奏ができなかった、と嘆くことは無くなっていました。
それはなぜなのかと言うと、
緊張を受け入れているからです。
緊張することが普通であり当たり前だと認識しているからです。
(むしろ緊張感がほぼない状態でのライブもありましたが、ロクでもないパフォーマンスになってお客さんに文句を言われたことさえあります。)
緊張を受け容れると良いことが起こる
緊張があることを受け入れると、その状態に焦点を当てずに済むため
自分の感情や思考に気づくことができ、むしろ余裕が生まれることがあります。
さらにはある程度の緊張があることで集中力を高め、パフォーマンスが向上します。
このように、
「適度な緊張」は、心理学的な観点でも「良い緊張」として理解されているそうです。
僕はそれらを理解したことで緊張を受け容れるようになりました。
良い面に目を向けよう
緊張することの悪い面ばかりを見てしまうと、それは「悪である」と認識してしまいます。
しかし物事は表裏一体。
緊張することで得られるメリットに目を向けると、受け容れられるようになります。
さらには、「緊張する状況」とは「新たな挑戦をしている状況」とも言えます。
新たな挑戦とは自分の限界を超えることなので、きっと成長と学びに繋がるでしょう。
ぜひ認識を変えてみて、必要以上に恐れずチャレンジしていってほしいなと思います!
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