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治療が必要と自分で認めてあげること、そして、それを疑わないこと

今、4歳の長男は実家に預かってもらっているけれど、それが時折不安になる。
本当にこれでいいのか?
退院して家で頑張ったほうがいいんじゃないか?と。

担当医にそのことを相談したら、こんな話をされた。
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例えばTwitterに「今日の夕食はカレーだよ✨やったねっ!」みたいな投稿ばかりしているなら、
「入院してると言っても全然元気じゃん。小さい子をほったらかしてラクしてる」と思う人がいても仕方ないのでは?
===
なるほど、と思った。
相手の視点に立つってのはこういうことか。
「見たものが全て」みたいな錯覚の話も最近読んだ気がする。
(だから見せ方が大事なんだよね、どこを見せるのかあえて見せないのか。)

ちなみに、同じ相談を看護師さんにした時には、不安に対する同意だけだった。
そしてそれをすごく不満に感じた。

担当医曰く、「黒か白かで考えてしまってるから辛くなる」と。
「相手にどう見えているかは相手の視点だからわからないことで、正解不正解という話ではない」

まどろっこしくて聞き返した。
「わたしはちゃんと治療してますか?そもそも治療が必要ですか?」
どちらもYESが返ってきた。
よかった…

精神科の治療は、先生との相性にだいぶ左右されると思っている。
そもそも入院して治療をしようと思えたのは、外来主治医がとてもいい先生だったから。
でも、担当医は全然違う雰囲気の先生。
前回の入院担当医とは、似てるような気もするけど、イマイチ掴めず、正直不安な日々だった。

この話のやりとりで、ようやく担当医の先生に安心感を抱けた気がする。
入院してすでに19日と、なかなか経っているけども。
治療方針は合ってる感じがしているし。
うん。このまま淡々と治療を続けよう。

元気になって、穏やかな毎日を、大好きな家族と共に過ごすのだ!
(今日のアイキャッチは息子の作品を拝借)

[追記]

「好きで羽を伸ばしたいだけならば、閉鎖病棟じゃなくてリゾート地行ったりするでしょ?」
外来主治医に、この相談をした時に言われたことを追記しておく。

わたしが好き好んで入院してると思っている人がいる原因が思い当たった。
入院するのに納得がいかなくて、自分なりに前向きな理由をつけ、それを伝えていたからだ。
ただ休みたいだけなら、子供と離れて自分とゆっくり向き合うだけなら、リゾートとまではいかなくても、ホテルとかウィークリーマンションとか、自宅以外に仮住まいすればいい。
その方が安く楽しく自由に過ごせる。

でも、閉鎖病棟にいるのは、それしか選べないほど状態が悪いわけで。
それは精神科医というプロの元、向き合い治していく必要があるんだ。

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