私、通信制短大に入学する。そして大学へ。
お疲れ様です。総務部総務課マモたろうです。
私は、40代半ばの中小企業のおじさん総務マネージャーですが、産能短期大学( 通信)の学生でもあります。
今回は、通信短大入学の動機や学びの実感をテーマに投稿します。
なぜ、入学したのか
はじまりは、久々に資格でも取得してみようかと思い、総務の必須資格である「第一種衛生管理者」を勉強したことです。
そこで、痛感しました。私が知っているのは、「現」職場の総務でしかないと。
それから、総務の基礎知識を学ぼうと、認定ファシリティマネジャー/情報セキュリティマネジメント/防災士/健康経営アドバイザー/ファイリングデザイナー/ファイナンシャルプランナー 等を取得していきました。
(資格については、別の投稿で紹介したいと思っています)
さて、次は何を勉強しようかなと思案したところ、総務の資格としての最高峰は「社労士」だと紹介する記事をみつけました。
「社労士、難しいそうだけどなぁ、まぁ資格取れなくても、勉強が無駄にはならないか…」と軽い気持ちで公式サイトを開きました。
私、高卒じゃん。受験資格ないじゃん!
ふらふらと生きてきた私は、運良くも、これまで学歴の壁を感じていませんでした。
初めての学歴の壁です。
そして、通信制大学というものを意識し、産能短期大学にたどり着いたのです。
私は、思いました。人生100年時代。未来の私が「もし、もっと学びたい。そのために、学校に行きたい」と思うかもしれない。その時に、学歴の壁に阻まれたくないと。
(過去は脚色されるものです…)
産能短期大学に決めた理由
数ある通信制の大学から、産能短期大学に決めた理由です。
・短大から大学に編入できる
産能大学の最大の売りは、高い卒業率です。大学は4年間在籍が必要ですが、途中で諦めてしまう方も多くいるそうです。産能大学は、まず短大で2年間やってみるということが可能でした。(諦めても痛手が少ない)
・学費が安いほうである
学費は安い部類です。短大卒業までに約40万円、大学卒業までだと約80万円です。
※私が調査時の費用です。実際の学費はwebサイトからご確認ください。
・スクーリングがオンラインである
通信制でも、15単位(短大)は大学での講義に通う必要があります。
産能大学は、新型コロナ禍の中、オンライン講義が可能でした。
(そのため、海外から受講する方もいるそうです)
・過去の資格取得が単位になる
大学側が指定した資格が単位として認められます。
私は、簿記2級、販売士2級、第一種衛生管理者が対象で、4単位×3の12単位取得可能でした。短大卒業は62単位のため、62-12=40単位で卒業。
・社労士コースがある
社労士のコースがありました。
短大のススメ、実感
短大で学んでみての実感と、おすすめポイントです。
・自身では手を出さない学びに出会える
自身では手を出さなかったであろう学びと出会いました。
いずれも入門編ではありますが、少しピックアップします。
環境学入門
環境が、いかに「循環」しているか。いかにそれが重要であるかを知ることができます。組織のさまざまなコトを、循環という視点で考えるようになり、悪循環、好循環をより意識するようになりました。
世界史入門
【「いま」を読み解くための世界史】をテキストとして使用。
地図、文明という観点から、世界がどう動いてきたかを俯瞰することができます。私の判断基準に「人として」がありますが、歴史を俯瞰することにより、「人として」が時代によって変わっているのではと、自身を疑うことへつながりました。
哲学入門
【武器になる哲学】をテキストとして使用。
哲学史ではなく、著者が有用だと感じたキーコンセプトをまとめた本。
結論にいたるために、先人がどうアプローチしてきたかを知るきっかけとなります。とくに「反脆弱性」のキーコンセプトは、総務としても仕組みづくりに欠かせない視点となりました。
・スクリーングで現役の士業から学べる
スクーリングは、9:30~17:20を2日間連続で実施します。課題やテストもあります。結構長時間です。講師は、現役のコンサルタントや社労士の方も多く、現場の実感や知見を教えていただくことも多く、テキスト以上の多くの気づきを得ることができます。
外部のセミナーで考えると、2日間だと6万円以上かかってもおかしくないので、割安ではと感じました。
・もちろん、つらいこともある
平日仕事をして土日にスクーリングをするとへとへとになります。また、通信制のため、人見知りの私は仲間をつくることができずに、自分を律するためには、スクーリング中心にする必要があり、つらいと感じたことは多々ありました。
おわりに
私は、短大の課題によく出題される「述べよ」が全然書けませんでした。B評価が多く、C評価もあります。GPAだと、恥ずかしながら落ちこぼれの部類です。奇しくも、それがnoteに投稿するきっかけになりました。
不思議なものです。
今年の9月に短大は卒業予定となりました。
私は、少しは頑張れたと思います。そして、大学へ編入します。
最後は、かっこよく講義で出会った先人の言葉を。
お読みくださり、ありがとうございます。
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