見出し画像

欲のまるだし。フォローしていただきたい。

正直は最善の策
かの有名なジョージ・ワシントン氏(初代アメリカ大統領 1732~1799)は
そう云いました。

私をフォローしてはいただけませんでしょうか。
(フォローいただいている皆様、幸甚こうじんの至りです。)

フォロワーが多い人に憧れているのです。
私はドラゴンボール世代です。ワンピース世代でもあります。
その数値が戦闘力や懸賞金に見え、そこにシビれて、憧れます。

しかし、ドラゴンボールもワンピースも〇〇世代と果たして云えるのでしょうか……。読み始めたころは学生だったのに。気づいたら悟空もルフィも、フランキーでさえ年下です。

感情は絶対的である。そのうちでも嫉妬はこの世で最も絶対的な感情である。
あのフョードル・ドストエフスキー氏(ロシア帝国の小説家・思想家 1821~1881)も、そう述べています。

内心、嫉妬しています。頭の中はビュー数、スキ数でいっぱいです。
株をはじめたころのように、ダッシュボードを何度もみています。
まさに「疎外」されています。
(ちなみに株は仕手株にやられて退場しました)。

イソップ寓話はこう示唆しています。
どうせこんな葡萄は酸っぱいに決まっている。誰が不味そうな葡萄なんか食べてやるものか

こんな私もいずれ諦めるでしょう。いえ諦めるのではなく。酸っぱいブドウです。フォロワーは酸っぱいに決まっていると心に折り合いをつけるでしょう。

あぁ、ルサンチマンがうまれそうです。
だからお願いです。私をフォロワーの向こう側へ連れていってください。

いったいこの欲求はなんなのでしょうか。
アブラハム・マズロー氏(アメリカの心理学者,1908~1970)は欲求5段階説で自己実現を最上位の欲求と提唱しています。

フォローを求めるこの欲求は、最上位の自己実現と云えそうです。
本当にそうだろうか……。いえ、違います。よく考えると社会的欲求(3段階目)のようです。

いろいろな欲求が「自己実現」のフリをして訴えかけてきます。
「自己実現」「本当のあなた」「人生が変わる」
よくよく注意してください。
射幸心と正常化バイアスのブレンドはヤバイです。

当然、私が未熟だから思うように増えないのでしょう。
しかし、岡本太郎氏(日本の芸術家 1911~1996)は激励してくれます。

本当に生きるということは、いつも自分は未熟なんだという前提のもとに平気で生きることだ。それを忘れちゃいけないと思う。

私は文章も未熟です。
けれども、今フォローしようとしている白眉なあなたに朗報です。1年後にまた私のページを訪れてください。きっと驚愕するでしょう。

「そんなフォロワーが増えても読まれないのでは意味がないのでは?」
ええ、そう思うこともありました。
でもビューもスキも本当に読まれているかなんて私にはわかりません。
考えあぐねても仕方ありません。
だから、私は数字を信じることにしました。

死馬の骨を買う
かいより始めよ
およそ2300年前、秦の始皇帝が活躍する少し前、郭隗かくかい氏(中国戦国時代 燕の学者・政治家)は、そう進言しました。

親愛なる未来のフォロワー様へ。
死馬の骨な私を買うてくれませんか。すぐれたフォロワーを増やすには、まずは私のようなつまらない者をを優遇することです。凡夫が優遇されているとなれば、すぐれた者は更に優遇されるだろうと集まってくるにちがいありません。
2300年前からそういうことになっているのですから。

「キングダム」は熱い漫画です。大好きな漫画です。
しかしながら(命が軽く野蛮な時代だなぁ、今の時代でよかった)とつくづく感じます。

月が綺麗ですね。

さて、この文章は夜に書いています。まだ見ぬフォロワーへの恋文です。
恋文は夜に書いてこそです。

もし、この投稿が消えていたら、そういうことです。
その時はそっとしておいてください。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
ここまできたのなら……。

織田信長氏(戦国の三英傑)は、本能寺の変でこんな言葉を残しているそうです。

是非に及ばす

では、おのおの、ぬかりなく。
(NHK大河ドラマ「真田丸」 真田昌幸の決めゼリフより)


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
なんか、くどく、射幸心もまるだしで申し訳ありません。

射幸心
偶然の利益やしあわせを頼む心。まぐれあたりをねらう気持。

精選版 日本国語大辞典

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?