見出し画像

大学4年生が文学系YouTuberを志して2ヶ月。感じたことや手応えなど。


こんにちは、梨ちゃんです!

2020年8月23日に、YouTubeに初動画をあげてから2ヶ月経ちました。
今夜は、本を読む気も卒論を書く気も起こらないので、自己紹介から始め、YouTuberをやってみた所感をぬるっと綴ってみようと思います。

自己紹介

大学4年生、22歳です。

好きなモノゴトは、
・読書
・飲み会
・メイク
・渋谷・新宿で遊ぶこと
・音楽
・可愛いキャラクター

無事就活を終え、まぁあとは卒論書いて卒業するだけ~という感じ。
画像は、リクスーで昼ビールを頂く図です。就活なんだかんだ楽しかったな。

そういえば就活で一番困ったのはね、エントリーシートの、特技を書かせる欄(笑)!
特技ってなに、、。、。、
結局、特技「合コン」って書いて、私の考える合コンでの勝ち方・勝つとは何か? といったことを面接を話したりしていました。バカかな?

さすがに就活も中盤になってくると、
「私はそういえば本をずっと読んできたな……」
と我に返って本絡みの自己PRをするようになりましたけどね。。

YouTubeを始めたきっかけ

以前から、SNSの使い方とかはどこかで試行錯誤しておいた方がいいよなとは思っていました。

でも、
私にはセンスもないし、人より秀でていることも特にないしなぁ。オタク的に語れることも全然ないし……。
って、ずっと特に何もやってこなくて(笑)。

転機は今年の7月でした。
就活もほぼ終わったし、春から入る会社が映像系なので、動画制作とかの勉強でもするか~ってノビノビしていた時期です。

所属している文学サークルの活動が久々に行われ、zoom開催の読書会的なものに参加しました。
事前準備で、1冊ずつ小説を読み込んで軽くプレゼン的なものを考えて……という作業をするんですが、
なんかこれがめちゃくちゃ面白い!!って胸が躍りました(前から定期的にやってた作業なのに、なぜかこの時ビビッときた)。

自分は小説を読むことそれ自体が好きなんだと思ってたけど、意外と、それを分析して人に「聞いて聞いて~!」ってするのが好きなんだな、アウトプットへの熱量があるんだなと、この時初めて自覚したんですよね。

私は中学生の時から本(特に小説)が好きで、人並み以上には読んできました。純文学が好きで、芥川賞受賞作は過去の170何作を全部読んだことがあるから貯金は多少あるし、大学は日本文学専攻で、小説を分析する基礎知識とセンスもまぁまぁ持っていると自負しています。
なんか、コレを引っ提げてSNSで何か成せるんじゃないかな!? って、急に根拠のない自信とやる気がわいてきたのです。

で、
せっかく動画制作の勉強をするなら、土台は私が元々好きで得意なことだとなお楽しいだろうな!

そういえば、書籍×動画ってあんまり盛り上がってない気がする。私に何か楽しいことができないかな?

例えばYouTube界隈はどうだろう?

うわ楽しそう! 私もやってみる!

と、ノリで始めました。

■動画制作を自分でやってみたい!
■書籍(特に小説)の販促に繋がる動画コンテンツを作りたい!

これが大きな動機です。
さて、勢いで始めたものの、どうなっていくでしょうか?

YouTuber1か月目

これが初動画です。
ここ最近読んで一番アツい!! と思った、遠野遥さんの『破局』を書評しました。
(スマホで撮って、1000円くらい課金しただけのスマホのアプリで編集して……このスタイルは今も変わっていません。)

これ、初動は上々! でした。
芥川賞受賞作で、その上作者の遠野さんはイケメン。話題作も話題作です。完全に作品の人気にあやかった形になります。

「芥川賞受賞作って聞いたから読んだけど、イマイチ分からないんで、だれかの書評を見たい」という人や
「話題の『破局』ってどんな小説?」と言う人、
とにかく「遠野遥 破局」とネットで調べる人が多かったのですね。

この時、深夜に動画を公開してわずか10分も経たないうちに、遠野さんが動画を観て下さり、Twitterでコメント付きのRTの通知が来た時の高揚感は未だに忘れられません……。
まだ再生回数3回、チャンネル登録者0人で怪しいド素人でしかない私の動画を……(泣)と、嬉しかったです。

遠野さんが拡散してくださったこともあり、一発目の動画は思った以上にたくさんの方が観て下さったので、
「このままスイスイ伸びちゃったりして!?」
と色めき立ったりしていました。

しかし、その後、この『破局』レビュー以外の動画の伸びは芳しくなく、チャンネル登録者もジリ……ジリ……と辛うじて増えていく感じ。

自分が紹介したい本をレビューしているだけなので、全く苦ではありませんでしたが、もっとたくさんの人に見てもらうにはどうしたらいいんだろ~と結構悩みました。

YouTuber2か月目

これ、今のところ投稿した動画一覧です。
数字の欄は、左から視聴回数・コメント数・高評価・低評価。

ほんと、2か月経っても、『破局』の動画以外は、視聴回数の伸びは芳しくないです。

でもね、1つ1つのコメントとかチャンネル登録が本当に嬉しくて!

もうこれは、YouTube始めて1日目からずっと感じていたことだけど、本界隈の人たちの善意が本当に有難い……。
再生回数も全然ない怪しい素人の動画に、コメントとか高評価を頂けるという感動、、。
もちろん全部温かいコメントなんですよ。ほんと嬉しい(:_:)

視聴者の皆さんの善意とか厚意で拡散して頂けているなぁと日々身に染みて思います。

視聴者の方のご厚意に報いるためにももっと面白い動画が作れるようになりたいし、私の当初の目標、小説の販促に繋がる動画コンテンツを作りたい!の達成に向けて色々挑戦してみたいと思っています。
本×ちょっと可愛い女の子×YouTube
で何ができるか!

早く、アンチコメントとかが付くような一人前のYouTuberになりたい。

悩みと課題

実は、毎回動画を出すときに非常にプレッシャーに感じているのは

下手なこと言えない、言いたくない(:_:)

ということです。。。。

最近、文芸誌を紹介したりしているので、文学とかめちゃ詳しいような通の方の目に触れることもきっとあると思います。その時、
はぁ? 何言ってんの全く的外れなんだけど……。
と思われることも多々あるだろうと思うと怖い。。

それから、間違った書評をしてたらどうしようとか、作者の方に失礼にあたらないかな……。とか、
アウトプットは楽しい反面やっぱりプレッシャーとかが付きまとうものなんだな、と日々悩んでいます……。
悩みながらも動き続け、、、ているつもり、、、うーん。

書評動画を出そうとなると、
読んで→分析して→原稿考えて→撮影して→編集(ここがめちゃ時間かかる。10時間かかることも。ポップに可愛く発信したい!っていうテーマがあるので編集は必須なのです)
って結構時間もかかっちゃう。それでも苦ではないって、我ながらよっぽど暇な上に動画作るのが楽しいんだなぁ。。。

という中で、最近一番悩んでること!
それは、私は根っからエンタテイナーと程遠いタイプであるということです。。
ナチュラルに声を張って喋れないし、テンポよく見てもらえるような気持ちの良いリアクションもマジでとれない……。
なので、YouTuberっぽい(YouTubeで評価されやすい)動画が撮れなくて困ってるんです(笑)。

何らかの形で自分のスタイルを確立するまで、エンタテイナー風にふるまって見たりと、お見苦しい試行錯誤もあるかと思いますが、視聴者の方々におかれましてはあたたかく見守って頂けると幸いです。

今後の豊富

今後作りたい動画、、それは

勉強!!
解説!!!
とか、
要約!!!
とかではなくて
広く「本」が好きな人が、ゆるっと楽しく観られてるエンタメっぽいコンテンツを作りたいんです。
それでもって、たまに、あーこれ読んでみたいなーって出会いを提供できる、みたいなことができればな〜って。

戦略も考えつつ、楽しくサクサクみてもらえるような動画編集とか撮影方法ももっと勉強しなきゃな〜。

SNSは戦略も必要だと思うけど、2ヶ月やってみて今なんとなく思うことは、

自分の軸をブラさずにいれば、面白がってくれる人(ファン)は意外とついてきてくれるのでは?

ということです。
甘いかな?


なんだかここ1週間でコメントやTwitterのフォロワーの数も増えてきて、すこし手ごたえを感じ始めています。

自分の”好き”に真面目に、文学に対して誠実ながらもポップで楽しいコンテンツを作れるようにがんばります♡

最後まで読んでくれてありがとうございました(^▽^)/♡

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?