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どうしても言いたいみるきーのフォトブックの感想

先月発売のみるきーこと渡辺美優紀さんのフォトブック「だっぴ」を読んだ感想です。

まず、みるきーが先月で30歳になられたということに驚きました。

内容は20代最後のランジェリー&水着グラビアや、美容の話、仕事の話、恋愛の話、グループ在籍時代の話、趣味の話などでした。

本人いわくこれが自身の最後の写真集になる覚悟だそうです。

世間一般のフォトブックのフォーマットはメイク、ファッション、美容、ライフスタイルの特集と生い立ちの話、仕事の話、女の子のためのグラビアが数ページ程あるというものです。

私はこのフォトブックもその形式だと思っていました。

しかし実際に読んでみると予想に反して本の半分以上はグラビアページでした。ちょっとした写真集くらいの内容です。しかもかなり男性が楽しめる雰囲気のものだと思います。かつフォトブックの女の子のためのグラビアとしての役割も果たし、おしゃれに成立しています。これはみるきーの美貌やおちゃめさ、聡明さがあるからこそです。

私はSKE48卒業生の佐藤実絵子さんがグループ在籍時代にみるきー送った手紙で「お仕事に対する姿勢は本当に男らしいと言っていいほどストイック」と言っていたことを思い出しました。

芸歴14年目だし、水着の仕事をせずとも自然なことなのに今、直球のグラビア仕事をして世間に届けているみるきーには、自分の中にいる大勢の観客が思わず拍手喝采を贈りました。

(※だから水着になれって言うのとは違います。水着の仕事をすることで写真が情報として永久的に残ることを思えば決断が要ります。うまく言うのが難しいですがありがたいことだと思っています。)

ファンが求めるみるきー像をパッケージ化して届けることを10代の頃から理解し、今まで続けていることは本当に尊敬します。


そして、本の後半部分のみるきーの文章からは芯のある生き様が読み取れます。

この本の一番のハイライトはみるきーのアイドルの恋愛に対する見解です。ネタバレになるので具体的な内容は控えます。

みるきーの考えはおそらく賛否を生むと思いますが、アイドルの恋愛話に関しては運営含む演者側がふわっとさせてる空気の中でこれだけはっきりと意思を持ち、発信するということが素晴らしいと思いました。みるきーはグループを卒業されましたが、みるきーの中のアイドル性の部分はファンと真正面から向き合っている(対向している)のだと私は読み取りました。ある意味誠実だと思います。

それがみるきーの強さです。


私がこの本を読んで思ったのは、みるきーってどこまで行っても底が見えないということです。

あんなに人懐っこさがあるのにミステリアスで何を考えているかは分かりません。

私がこの本を読んでの最初の感想は浅はかな考えで「みるきーはこんなに自分の内側を見せていてなんて強い人なんだ。」と思ったのですが、表に表れて見えるみるきーの姿がみるきー全体の何%程度なのかは分かりません。これでまだ10%かもしれませんし、90%かも分かりません。

人や仕事に対して誠実で、楽しんでいるのがみるきーの魅力だと、私は思います。
(パフォーマンスや見た目も完璧)

でも絶対にそれだけじゃないと思うのです。「果たしてそれが本当のみるきーかな。」と。それでもみるきーの仕事や作品は本物です。だから私の見解が本当じゃなくてもいいと、それがみるきーだから、それが楽しいからって思わせられるのがみるきーのすごさという結論になりました。
(急にややこしい文章になりました。)


みんなにも読んでみてほしいよ。

私はみるきーが好きだから、みるきーに還元されてほしいからリンクを貼ります。

http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=7056

フォトブックは先月(2023年9月19日)発売なので今現在は書店で置いているのを見かけます。

ただの好きすぎて感情を伝えたくなったオタクのブログです。
以上!



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