みんなぼっち

いろんな‘’縁”があって、いろんな‘’縁”に、時にまもられ、時に縛られながら生きている

そして、そのすべての‘’縁”が今の自分をつくってる。

出会いと別れの繰り返しだ___そういうこともあるけれども、そのイチゼロじゃなくて、0.nnn…の世界があって、今日も昨日も、その小数点の世界を歩いて__たまに走って__そしてきっと明日も、小数点の世界で、その相手/対象との、ちょうどいい温度感を探しているんじゃないかな、と思う、思いたい。

望んでいた縁の温度と実際の縁の温度が違くても、それは、間違いじゃない。

(今は)そういう縁じゃなくて、(今は)こういう縁だったのかもしれないね、って思えたら、こういう縁”で”いいって思えるような。
そしていつか、こういう縁”が”いいって、思えるかもしれない。

ひとりで生きてるけど、ひとりで生きてるわけじゃない、約81億人のひとりぼっちがつながりあう世界。

なんだろ、‘’みんなぼっち”?みたいな。

ちゃんと‘’ひとりぼっち”になれるから、ちゃんと‘’ひとりぼっち”の世界を知っているから、‘’みんなぼっち”にもなれるし、‘’みんなぼっち”の小数点の世界でも生きていける。

‘’ひとりぼっち”を互いに尊重しながら、それぞれのリズムで‘’みんなぼっち”になれたらいい。

‘’ひとりぼっち”たちが、ちょうどいい温度感を探して、現在進行形で、無限小数点の世界を行ったり来たり。

その繰り返しのなかで、互いの体温と体温を交換するような、そんな縁を重ねる/深めることができたなら。






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