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やりたいこと全部やる八重山一人旅〜4日目③TheBREAKFAST HOTEL PORTO石垣島、テビチーおでん、大洗濯!


ナサニエルですm(_ _)m
2022年5月、沖縄県の八重山諸島に一人旅に出かけました。
人生で3度目の一人旅、その中でどんなことがあったのか。
旅の備忘録を書き残すことにします。

それでは7日間の4日目、どうぞ♪(´ω`)


一息ついて、ホテルにチェックイン

川平湾からバスターミナルに到着する頃に、明日のスキューバダイビングのツアーの方から電話が掛かってきました。
ちょうどこの時間帯に電話が来ることになっていたのです。
集合場所、持ち物の説明があり、開催自体は出来るということだったのですが…
どうやら明日は風がとても強く波も高い予想とのことで、そちらのツアーで使用している自前の船ではダイビングスポットに行くことができないため、別のダイビングクラブの大きい船に港から乗り合いさせてもらい、そのツアーに合流参加する形になるというお話がありました。
この方のツアー、実は3年前に初めて僕が石垣島に一人旅で来たときも利用させて頂き、それがきっかけでダイビングの魅力に目覚めたり、とても楽しかった印象が強く残っていたので今回も予約させて頂いたのです。

3年前の一人旅にて

本来であれば、その方の船でダイビングスポットまで行けたり、天候が良ければ幻の島に立ち寄ることができたり、自慢のアーサそばを頂けたりと、船長のもてなしレベルが最高なので今回も是非にと考えていたのですが、こればかりは潮の問題や梅雨時期の兼ね合いもあります。
何より安全が第一。
ダイビングそのものが中止とならなかったことをありがたく捉えることにしました。
何より明日が楽しみです!

さて、フェリーターミナルに戻ると、その日のフェリーの便がすべて終了したのか、ターミナル内に船を待つ客はいなくなり、閑散としていました。
僕はロッカーに預けたスーツケースを取り出して、今夜から泊めて頂くホテル
『The BREAKFAST HOTEL PORTO石垣島』
に向かいました。

こちらは2年前にも5泊全て利用させて頂きました。
ホテルというよりまるでマンションの一室のような作り、キッチンや洗濯機までもが部屋の中に完備されています。

実はこのホテルで働いている従業員の一人が、15年来の付き合いのある友人なのです。
こうして石垣島に滞在するときには安心して泊まれるので、いつも利用させて頂いています。


部屋の設備が充実!お部屋紹介

チェックインを済ませていざ部屋へ。
相変わらずのきれいなホテルです。
必要な家具は全て揃い、他にも宿泊客の要望で加湿器など身の回りの機器もフロントで借りられるようです。

コンクリートの壁でモダンな部屋
IHコンロもあるキッチン
電子レンジに冷蔵庫
水回りもきれい
洗剤はフロントで無料でもらえる

洗濯機が部屋についているというのが本当にありがたい。
一回○○○円が当たり前の洗濯機が、いくらでも回せるという。
実は、結構これに期待していました。
というのも、昨日まで宿泊していた波照間島のはこな旅館、洗濯機などはもちろんあったのですが、あの雨で……。
洗っても乾かないだろうと見越して、これまでの日程で着替えた衣類は使用済みの袋に入れたまま、ここまで持ち運んできたのです。
この部屋なら、物干し竿もついていますし部屋干しも可能。
さあ!大洗濯の始まりです。

荷解き、ラウンジでまったり

何日か分の衣類を全部洗濯機に突っ込んで、フロントで無料でもらえる洗剤を振りかけて、いっきに洗ってしまいましょう。
スタート!
ここまであらゆる天候の波照間島で行動を共にしてきた戦友である衣類たちが気持ちよく洗われている間、僕は一階のラウンジへ向かいました。
このホテル、17~20時の間はこのラウンジでドリンクとお酒が無料で頂けるのです。

日本酒、ワイン、ビール、コーヒー、さんぴん茶
この棟に宿泊すると、無料で飲めます
自由に好きなものを飲みましょう

カップにドリンクを注いで部屋で飲んでもオッケー。
いったん部屋に行き、明日のダイビングに持っていく荷物の準備を進めました。

洗濯機は無料ですが、乾燥機は共有で有料です。
衣類は明日からすぐにでも使いたいほどに在庫が底をついていたため、熱風で乾かすためにこちらの乾燥機を使うことにしました。

20分100円の乾燥機。

1時間もあれば乾くだろうということで、300円を投入し、放置。
その1時間で夕食に出かけることにしました。

プルップルのテビチー!これぞ沖縄料理!

港近くの居酒屋が立ち並ぶ飲み屋街、ちょっと路地を横に入ったところに八重山諸島ならではの『おでん』が頂けるお店があることを事前に突き止めた僕は地図を頼りに店を探し当てました。
名前は『メンガテー』。
表通りに面した賑やかな別の店、その横にノボリがあり、狭い路地の奥をふと覗くとひっそりと看板に明かりがついていました。

ディープな雰囲気のする店構え

この店で振る舞われるおでんには、豚の豚足をホロホロぷるぷるになるまで柔らかく煮立てた『テビチー』が入っています。
しかもメニューがその『おでん』と『八重山そば』しかないというこだわり。
これはぜひ食べなければ!ということで場所を見つけてさっそく入店しました。
先客はなく、カウンターに通されたので、迷わずおでんを注文。
すでにおでんたちは鍋でグラグラに煮てあって、ものの数分もしないで皿に盛り付けられご対面しました。
撮影用に上に乗っていた空芯菜(くうしんさい)をよけてしまいましたが、具材一つ一つが本当に大ぶりで、絶対お腹いっぱいになるボリュームでした。

おでん全体に染み渡る出汁
デカデカと居座るテビチー

何よりも、やはりテビチーです。
どこを食べてもぷるぷるで、コラーゲンがすごそう!
味も食感も、これは僕の地元では決して食べられないメニューだと思うので、やはり八重山諸島の飲み屋さんならではといいますか。
何を差し置いても絶対に口にしておきたかった特別なメニューです!

その後、流れで八重山そばをオーダー。
こちらもあっという間に出てきて、ゴロゴロ入った豚肉がなんとも濃いめな味付けで、あっさりスープに潜らせて口に運ぶともう塩味のバランスが絶妙、噛むほど味が爆発する最高の具材でした。
沖縄のそばは、そば粉ではなく小麦粉で作られているのですが、日本の他の場所で頂くそばとは違う、本当にあっさりさっぱりとした口当たりで、沖縄に来たら『これこれ!』と食べたくなるソウルフードですね。

あっさりスープの八重山そば

美味しく頂いて、ホテルに戻ります。
ちょうど乾燥機がまもなく運転を終えるところでした。

乾燥された大量の衣類たち

最後にラウンジでさんぴん茶をカップに注ぎ、部屋に戻って、念の為物干し竿に乾燥されたばかりの洗濯物をハンガーに引っ掛けて、この日は就寝しました。

明日は朝の8時10分に、ダイビングの迎えがホテルの前に来てくれることになっています。
ホテルには朝6時からの朝食ビュッフェがついていて、海鮮丼も作れちゃいます。
丼にお刺身乗せ放題♪
朝から楽しみがいっぱいです。


(次へつづく↓)


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