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やりたいこと全部やる八重山一人旅〜1日目②オニササ、南国フルーツ、シェイク、そして波照間島へ!

ナサニエルですm(_ _)m

2022年5月、沖縄県の八重山諸島に一人旅に出かけました。
人生で3度目の一人旅、その中でどんなことがあったのか。
旅の備忘録を書き残すことにします。

それでは7日間の1日目、どうぞ♪(´ω`)


ジャンキーなうまさ!知念商会のオニササ

さよこのサーターアンダギーがゴールデンウィーク明けの5連休を取っていることをその場で知ったため、その通りをさらに坂道を歩いてずっと奥まで進んだ知念商会へ向かうことにしました。
さよこのお店も知念商会も、実は今回が初めて訪れる場所です。
地図の上だとそこまで離れてなさそうでしたが、知念商会は体感で結構歩いたように感じます。

15分くらい片道歩いた頃でしょうか。
店先に青いテントの屋根があり、そこに大きな文字で『知念商会』と書かれたお店が見えてきました。
店の扉も開いていて、午後の時間ということで中学生くらいの学生さん達が昼休みなのかぞろぞろと入店しては駆け出して行ってしまうような、お昼時の賑わう時間帯にお邪魔しました。
他にも地元の高齢の方がたくさん入店なさっていたり、僕が入ったときは明らかな観光客は3人ほどで、残り大勢は地元の方という感じでした。
石垣島、沖縄独特の方言が飛び交い、実に温かみのあるお店で心の芯から和みました。

さて、この店の定番メニューが、ガイドブックでもよく紹介されている『オニササ』です。
ここに来た目的は、これ。
『おにぎり+鶏のささみ揚げ』だから『オニササ』。

これで250円は安い!
この中から好きな具を袋に取ってレジへ向かう。

店内にある惣菜ケースの中から好きな揚げ物と、好きなおにぎりを袋にとって、ソースとマヨネーズをこれでもかと掛けます。
ダントツ人気なのがオニササ。
僕も例によってオニササをチョイス。

レジに持っていき、袋の中身を伝えてから金額を支払う。
250円でこのボリュームはすごいと思った。
お金を払ったら、袋に入れた具材をぎゅぎゅっと平らに潰していき、すべてを一体化させてから……がぶり!

ソースとマヨが絶妙に絡み合う…!

いやぁ…!!!これはうまい!!!
一口目なのに既にもう一個買いたい!
こんなにソースとマヨネーズを掛けてギュッと潰しているのに、味が濃くならないのはおにぎりの白米のおかげか、そして鶏のささみ揚げも全然シナッ…としない、サクサクキープ。
ピリッと強い塩味のソース、マイルドなマヨネーズ、のりたまが掛かったおにぎり、そしてカリカリサクサクの鶏ささみ揚げが完全に一体となっている。
これは絶妙な味のバランス!
空きっ腹にこれは最高至高!
ジャンキーな、ガツンとくる感じが癖になりそうだ!

絶対旅行中にもう一回来ようと心に誓って、再びフェリーターミナル付近まで戻ってきました。
まだまだフェリーターミナルで待つには早すぎるので、石垣島で最も多くの土産店が立ち並ぶ『ユーグレナモール』へ。
ゴールデンウィーク明けから休みを取る店が多いのか、結構な店でシャッターが閉まっているようでした。

来て早々、初日に申し訳ないですが、何をお土産に買うかも出発前にすでに目星をつけてきていたので、それらが全て揃う店はどこなのかを探し歩いてみました。
もちろん買うのは旅の後半です。
都合の良さそうなお店が見つかったので、更にふらっと歩いてみました。

南国の甘い香り!パパイヤ実食

どうやら半地下の位置に市場があるみたいなので、そこも立ち寄ってみました。
果物を専門的に扱うお店では、フレッシュフルーツを使ったスムージーと、カットフルーツが直売されており、その中に珍しいカットパパイヤを見つけました。
丁度喉も乾いていたので、スムージーもカットパパイヤも注文してみました。

パインとマンゴーのスムージー
カットパパイヤ

パインとマンゴーのスムージーは、味覚や嗅覚が一瞬にして南国の風に包まれるという快感!
心の中で『ついに八重山諸島きたーーー!!!』と叫んだことは言うまでもありません。

カットパパイヤの方は、実は人生初対面でした。
ひとくち口に含んで噛んだ瞬間、フレグランス系のトロピカルな香りが口に広がり、よく消臭剤などである『オーシャン』や『マリン』などに近い香りが鼻からふわっと抜けていき、アロマな気持ちに。
フルーツに例えるなら『柿』に近い味でしょうか、舌触りはマンゴーです。
まったりミルクのようななめらかな味、でも全然濃くなくてアッサリという、不思議な感覚にハマって気づけば器からなくなっていました。

備えあれば!波照間での夕食を買う

市内のファミリーマートで食材の調達をしました。
これからフェリーで渡る波照間島ですが、僕が泊まるはこな旅館には夕食のサービスが付いていません。
自分で居酒屋などを目指す必要があるのですが、夜間はあたりが真っ暗になるためまだ土地勘のない内から夜道に出歩くのは危険と判断。
また初日の旅疲れから部屋から出たくないと考える可能性もあったので、最低限ファミマのおにぎりと、カップヌードル(シーフード)だけは調達しておきました。
時間もかなり良い感じに進んできて、あと3~40分でフェリーが出港という時間になったので、フェリーターミナルに戻ってきました。

キューッとまろやか!マリヤシェイク

曇り空でも気温の高い石垣島は、冷たいものを食べた後でもまたすぐ冷たいものに手を伸ばしたくなるもの。
フェリーターミナル内の売店で販売されている『マリヤシェイク』を見つけ、一つ注文しました。

プレーン+マンゴーソース

プレーンを頼んだら、無料でソースをつけられるというので、マンゴーをチョイス。
火照った体にミルクたっぷりのシェイクとマンゴーがスーッと溶け込み、全身から穏やかに冷やされました。

売店には他にもご当地のポーク玉子おにぎりや、サーターアンダギーが売っています、
ファミマのおにぎり一つでは夕食の量が足りないかもしれないので、ここでポーク玉子おにぎりも一つ購入しました。

揺れる船体!いざ波照間島へ出発

高速船『ぱいじま2』通称ゲロ船

さていよいよ波照間島に向けて出港の時間。
『ぱいじま2』という高速船で向かいます。

フェリーに乗り込んでまもなく出発というとき、乗客のスマホから緊急地震速報を知らせる警告音が一斉に鳴り響きました。
どうやら今いる八重山諸島で震度3の地震があった模様。
船内のテレビからも地震や津波の情報がひっきりなしに『海に近づかないように、高台に避難してください』と放送が流れていました。

船内の乗客もみんな心なしか不安そうな顔であたりを見渡していましたが、船員さん達は至って冷静で、最後の乗客が乗り込むのを確認後、普通に出港しました。
僕も若干は津波の影響で船が揺れることなど心配しましたが、結局は船の進行に全く問題なし、普通に定刻で出港し、順調な航海でした。

シートベルトがある座席
通路が二本設けられた広々な客室

ちなみにこの波照間島行きの高速船は『通称ゲロ船』と呼ばれています。
波照間島は八重山諸島の中で石垣島からかなり離れており、沖に出てからはずっと波の激しいところを通るのですが、高速船は水面に船体をバウンドさせるようにバッコンバッコンと進んでいくため、かなり揺れるんです。
乗客がうっかり乗り物酔いを起こしてトイレに駆け込むことが多いため、そのような通称が生まれたとのこと。
僕自身はこれまで乗り物で酔った経験がなく、遊園地のアトラクションのような感覚でなんでも楽しめてしまうので、特に問題はなかったです。
ただし、本当に酔ってしまうと嫌なので、一応念の為、酔い止めは事前に飲んでおきました。

また、後ろ側の真ん中列は比較的揺れも落ち着いている事を知っていたので、たまたま空いていたその場所に座り、しっかりとシートベルトを装着。
結果的に揺れの気持ちよさで寝てしまい、気がつけば波照間島の港に到着していました。
揺れる乗り物が平気な体に産んでくれた両親に感謝しつつ。
波照間島に無事降り立つことに成功。

波照間島の港に到着

ここから3泊4日の波照間島滞在がスタートです。


(次へつづく↓)


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