日常的にコードを書いて表現する。PCD2020 talk session
PCD2020にトークセッションで参加してきました
Processing Community Day Tokyo 2020、
恐れ多くもトークセッションに参加する機会をいただきまして。
はぅ君さん、Alminaさん、モデレーターとしてtakawoさんとともに、
「日常的にコードを書いて表現する」をテーマにお話をしてきました。
このnoteでは、取り組みの紹介として発表した資料について、
お話しできなかったことなど補足しながら共有できればと思います🙏
テーマ : 「日常的にコードを書いて表現する」
このトークセッションの企画意図・背景については、
takawoさんがまとめてくださっています!
takawoさんもおっしゃっている通り、ここ最近で特に、Processing(p5.js)でコードによる制作物を公開する人たちが増えているように感じます。私もその一人です。
そんな中で誰しも一度は考えたことがあるであろう、
「続ける(習慣にする)ためには…」といった部分を軸に、
飽きっぽい自分が続けているコツを言語化してみました。
(特別なことは書いていないのですが、自分の思考整理のために…。)
(改めて)自己紹介
Creative Coding歴はそれほど長くないのですが、小学生のころからインターネットが大好きで、高校では情報系を専門に勉強したりなど、ITやプログラミングといったものは、そこそこ身近な存在として生きた人間です。
Creative Codingをはじめたきっかっけ
転職を機にプログラミング教育に携わるようになり、
「どうせなら自分ごととして関わった方がコミットできるなぁ」と思い、
ITを使った創造的な活動の1つとして、Processing(p5.js)を始めました。
また、巴山先生の著書『数学から作るジェネラティブアート』は、Twitterで作ったものを公開するきっかけとなっています。美しいデザインを通して、
「もっと表現してみたい」と思うようになりました。
(とはいえ、数学は今でも不得意です…😅)
Creative Coding を 続けるコツ
ちょっとしたルールや目標を決める
ルールはあくまでも楽しく続けるための手段の1つで、ニュアンスとしては、スポーツのようにルールの範囲内でいかに良いパフォーマンスを発揮するか、魅了するか…そういったことに近い気がします。
(ちなみに、私の場合、毎日投稿することはルールに入れていません。)
目標…といったら大げさなので、「やりたいこと」とか「完成イメージ」とか、そんな言葉に置き換えた方がしっくりくるかもしれません。
これが明確であれば悩むことも少ないですが、私は途中でネタ切れしがち。昨年末はProcessing Advent calendarへの作品投稿を目標の1つにして、サウンドビジュアライザーを作ったりしました。
こちらは、別のnoteにまとめてます。
スキルに対する2通りの考え方
上記で述べた「ルールや目標」の方向性といったところでしょうか。
(2)は意外と奥が深いと思っております。
スキルの整理の奥深さ=スキルの習熟度、作品の個性
・応用した使い方ができるか
・細部への工夫を積み重ねられるか
ゲームバランスみたいなものなので、自分にとって楽しくできるのが一番!ちなみに、私は(2)が80%くらい。(根拠のない体感😇)
観察、模倣・再現
Processingを始めた頃は、写経して挫折したこと数知れず。
そのため、写経するときに気をつけていることが大きく3つあって…
写経するときに気をつけていること
・コードはわからずともロジックを事前に考えてみること
・処理する順番にコードを書くこと
・コメントを書くこと
今、写経するレベルに達していなくても、いつか再チャレンジするとすんなりできることは多々あるので、寝かせることも大事です😌
また、技術力が不足している分、「せめて色にこだわりたいなぁ…」と考えることはよくあります。(どちらも極められたら最高…)
こだわってるうちに「この色には、この形や動きが合うかな〜?」と、色に合わせて作ることも増えました。
スライドでは、再現してみた系の作品をいくつかご紹介。
創ることって、どんなこと?
私は自称「勉強嫌いの学び好き」で、モチベーションコントロールをするために、いかに自分がやっていることを「学び」に変えるか、腑に落とすか、楽しくやるか…そんなことをよく考えます。
行き詰まったときは、内省します(笑)
また、コードを書いてて、疑問に思うことも多々あります。はじめのうちは、そんな自分に対して不安を感じることもありましたが、
いまは、「これを疑問に思えるところまで、少しは成長できてる」という観点で、腑に落としています(笑)
最近作ったもの
最後に、最近作ったものも紹介させていただきました。
PCD2020に参加してみて
まずは、オンライン・オフラインで参加された皆さま、運営・ボランティアで支えてくださった皆さま、お疲れ様でした&ありがとうございました!
直接ご挨拶できなかった方も多数いらっしゃったことが心残りではありますが、またいつかご一緒できたら嬉しく思います。
ワークショップは参加することができなかったので、公開してくださっている資料を参考に、もくもくと挑戦します!楽しみ!
✨special thanks✨
はぅ君さん
シェフマン先生につぶやきProcessingを投稿してもらうという夢が、近いうちに実現しそうな予感がしますね…すごすぎる〜!私も楽しみです!
Alminaさん
codingをデトックスと言い放った瞬間(褒めてる)、素晴らしすぎて敵わないと思いました(笑)数々の個性的な作品、ファンとして見習います!
そして…takawoさん
運営もお忙しかったと思いますが、素晴らしい企画、また、貴重な機会をいただき、本当にありがとうございます!
takawoさんから滲み出る優しさオーラに緊張が大変和らぎました…。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました🙏✨
enjoy coding 🎶
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