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推しのいる生活

出不精で低収入のあたしには
推しができることはつらいことがたくさん。

とりあえずお金がかかる。
長時間の移動も苦痛だし
初めての場所に行くのは緊張する。
たくさん調べてシュミレーションしないと
動けない自分に疲れる。

あたしには推しがたくさんいるけれど
やっぱりずっと100%の熱量で応援し続けられない。


ふと、何も感じなくなってしまう瞬間がくる。

きらいになったとかそういうことじゃない。
自分でもどうしていいのかわからない。

来月チケット取ってあるのになぁ…
こんな気持ちのまま行けないなぁ…
と思ったことは数え切れないほどある。
予約したグッズが届く頃には
決済をしたときのときめきは消えていたりする。

いつもいつも
こんな自分にがっかりする。

推しができるたびに
この思いが少しでも長く続きますように
と願わずにいられない。
いま、こんなにもだいすきなのに
消えてしまういつかを思って虚しくなる。

簡単に 推し って言葉を使わないでと
言われるかもしれないけれど
この言葉がやっぱりしっくりくるしすきだ。

なんだかマイナスなこのばかりのようだけれど
あたしには推しのいない生活は考えられない。

外に出る原動力もダイエットのきっかけも
服を買う決断も推しの影響ってすばらしい。

衣服美容系の雑誌に全く興味がなかったので
このモデルさんが着ると売り切れ続出!
経済効果~円の意味がわからなかった。
今、推しとおそろいの服を買ってみたり
そのために減量をしている自分に気づいて
あ、こういうことなんだなと思えた。

いつまでこの気持ちや熱量が続くかわからないが
歴代の推したちへの感謝はずっと忘れたくない。

きっとそれだけがあたしに持ち続けられる
感情だと思うから。

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