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マッチングで出会った彼の好きなところ

こんばんは。
出会って5ヶ月後に入籍した夫との下書きが出てきたのでアップしようと思います。
出会ってから21日目らしい。初々しい。喧嘩した時に読み返そう。

一一一
今回、結婚エージェントが運営するマッチング機能を使って出会った方の好きなところをまとめたいと思います。

noteに書く動機
現在、彼とは結婚を前提にお付き合いをしている。正確には、出会って21日目で某エージェントの規則ではその組織を退会するまでは手を繋ぐことはおろか、それ以上の関係は持ってはいけないという契約を結ぶ。
今回、彼とは結婚を前提としてお付き合いをしようという話に進んでいるが、正確にはまだ退会していないので、世間一般のお付き合いはまだしていない。

しかし、出会って間もないけれどこの人は!と思う色々なきっかけがあったので、自分の備忘録も兼ねて記録に残したいと思う。
(喧嘩したら読み返すつもりだ)

出会い
帝国ホテルが待ち合わせの場所だった(マッチングサイトが勝手に決める)
1杯2000円以上するコーヒーを出すというホテル内のカフェを早く出るべく、周辺のカフェを探していたのを覚えている。

しかし、彼は既にカフェに席をとっており、
私は小さく「げっ」と漏らしたのを覚えている。(節約したいのにコーヒーに2000円なんて払いたくないよ~)

彼の印象は意外な程、静かで、動きも静か。こちらに笑いかけることもなく、ほとんど目が合わず、しかし奥側の席を手のジェスチャーで案内してくれる時は驚くほどスマートだった。

お会いする前に見た写真の印象から、勝手に「溌剌として自信満々な成功者」が現れると思っていたので本当に意外だった。少し疲れているように見えた彼は、自分と同じ世界の人のように見えて少しほっとした。
カフェでは幼少期の話をしたり。。
初め無表情だった彼は、話すときに思い出し笑いを一人でしながら話す癖があった。相手が笑顔だとなんだか話しやすくなる。
その癖のおかげで、こちらもリラックスして話せた。(初対面だから疲れたけど)吉岡里穂と佐々木希がタイプらしい。
ハードル高すぎるだろう。と。(筆者はどちらかと言うと眼鏡姿はコナン。過去に何度か指摘されてきた)

1回目のデートから、2週間後に2回目のデートをセッティングした。なんだか気になる。コーディネータ―さんに連絡して彼に対する思いと、彼が今回の出会いをどのように思っているか聞いた。電話をしながら、だいぶ好きになっていると自覚した。けれど他のマッチした方の可能性も残していた。
彼はよく下をむいて笑うので、笑顔はあまり覚えていない。それに恥ずかしくて顔はあまり見ていなかった。後悔し、次はちゃんと顔を見ようと思った。

2回目のデート:ピザ屋さん

帰りの電車で、むっとしたことを正直に話した。
①1回目のデートで「自分の仕事の話はつまらないでしょ」と何度もいう彼に対して、本当に私はその話に興味があったから「つまらないか面白いかを決めるのは私なんですけど」と笑いながら話した。実は結構むっとしていた。
②私は興味を持ったことについてはよく覚えている。
彼の1回目の話を「前回お話されてましたものね~」というと、初めは嬉しがっているように見えたが、次第に「どこまで覚えているの?」と引いているように見えた。そして冗談を言われた。(言葉は覚えていない)

その後、冗談についてむっとしたことを伝えた。そして、その原因は昔母から言われた言葉にあると思う。と伝えた。するとその場では聞かず、「これは時間とって話そう」と言ってくれ、その日に電話をくれた。(←母から幼少期に言われた言葉に傷ついた話など、これまで誰にも話したことがなかったことを伝えた。)
彼は、いつも話をさえぎらずに聞いてくれる。いつもは他人に話すことがない話だが、彼なら話を受け入れて聞いてくれると思ったし、今後関係を築いていきたいと思えたから話す気になれた。

彼は自分の経験を交えて、共感してくれつつ、今後のことを考えたエールを含んだアドバイスをくれた。(長くなるので別の機会に書きたい)
とても嬉しく、親友に話した。感激だし自分にも驚く。

ライン
電話を経て、
3回目のデート:新宿から秋葉原まで歩く
ここでは4時間歩いた。19時から23時まで。
普段人には時間を使わなく、仕事が終わったら時間は自分のために使うと話してくれた。
自分の生まれ故郷について教えてくれた。想像を絶する国と地域だった。
ちょっと、肘でつついてくれたり、時計を触られたり。そういうさりげないタッチがドキドキする。
これまでの仕事の話や、母国の政治や経済について聞く。話が大変面白い。
その日は初めてメガネ姿で会った。眼鏡をしたら印象が変わる。しいて言うならコナンといわれる。(笑)

4回目のデート:当日、彼の最寄り駅でご飯を食べる
当日の朝に近くにいるよ!と連絡したところ会ってくれることに。時間を作ってくれて大切にされていると感じる。
ミッキーのトレーナーがかわいい。顔をたくさん見てキュンキュンした。この時点でもう好き。彼の顔が荒れていても全部好き。

仕事で許せない人たちの話をして価値観を知る。彼は、ミスは絶対する。けどそれに気づいてからどう行動するか。隠す人は許せないと言っていた。
私は、ミスはだれでも起こす。けれどミスの原因をよく調べもせずにすぐに誰かのせいにして解決しようとする人が嫌い。という。あと嫉妬。
最近の自分の出来事を思い出して泣きそうだった。
私が繊細で傷つきやすいことを言葉にして理解してくれているのが嬉しかったし、知ってくれていることに安心を覚えた。
仕事の話をする際、これまで彼は通ってきた道だといい、励ましてくれる。心強いと同時に子供っぽい悩みではないか、と少し不安になる。

彼がショックだった話を聞く。経験したことがない話だったから、何とも言えなくなった。けど打ち明けてくれたのはとても嬉しかった。一駅歩く。ほぼ無言だった。

メール:「会うとホッとするというか、落ち着くので歩いているだけでも嬉しいです。ただその嬉しさが大きい分、お別れする時がたまらなく寂しい」と伝えた。同じ気持ちだと伝えてくれた。
その後、電話をくれて、誤解がないように言葉で説明してくれた。これはとても嬉しい。私の心を先読みし、手を打ってくれる。努力してくれる。

また、別の日に声が聞きたくなって電話をする。「声が聞けてよかった」というと「なぜですか」とからかってくる。けれど、彼の声は純粋な疑問のように聞こえるので、思わず答えてしまいそうになる。くっ。

ラインで、以前付き合っていた方との一件で落ち込むんだ時があった。
内容は伝えられないけど落ち込んでいると伝えた。そしたら、何も聞かずに牛乳の話でひと笑いさせてくれて、自分の写真作品や、競争社会から価値観が一転した出来事を教えてくれる。励ましてくれる姿に、本当に胸を打たれた。これは別の機会に書く。尊敬する。

5回目のデート:韓国料理を食べる
彼が好きな韓国料理屋に行く。
彼のきょとん顔が好き。
韓国料理屋を出て、少し言いずらいことを言おうとした時、背中に手を回して抱き寄せてくれた。ドキドキした。嬉しい。おとおの発音を教えてもらう。新宿御苑がしまる。原宿に移動し、明治神宮も閉まる。渋谷に移動し、宮下パークへ。ここで次のステップへ進むことを同意する。
(もっと色々と話したいけど、)
この時、お互いの印象を話し合ったり具体的な結婚についても話してみた。初めて手を繋いだ。ドキドキした。
スカイデッキに移動したら、チケット完売だった。(笑)けど色々と歩けて嬉しかった。また宮下パークに移動して梅干しとコメジュースを飲む。どちらも口に合わなくて笑う。
唐突だが私は家事が出来ない。やろうと努力したけれど、継続できず、自分の母親の様子をみていても苦手なことを続けて病むのが怖かった。(家事が苦手なのに母は理想が高く、よく病んで全てを投げ出して不貞寝することが多かった)

その話をすると、掃除はルンバがあるし、料理は自分が出来る。あと洗濯はやればいい。それは女性に求めていないと。そして思い出したように背中をたたいて「家事が苦手とは!」と本当に可笑しそうに笑う。えへへ。という感じで恥ずかしいけど嬉しい。背中叩くな。(笑)

《彼がこれまであった人》
これまでの恋愛は同世代か年上が多かった。だから、その世代を探したそうだ。40代で稼いでいて働いている女性は何かのプロであり、尊敬できる人が多かった。しかし、自分をコントロールしようとする人や、出世のためのトロフィーハズバンドを探しているのが透けて見えてしまった。(トロフィーハズバンド!?)幸せな家庭を築こうとは思っていなさそうだった。また、男としてはプレッシャーを感じるそうだ。その点、私の場合は、単純に結婚で大切なものは「好き」が基準であった。それはポイントが高かったそうだ。笑

あと、人として「いい人」だということ。彼の中で「いい人」基準はとても厳しいらしい。その基準はよくわからないけど(笑)嬉しい。
あと化粧が薄いのがいいらしい。(?)スキンケア頑張ろう。

自分が子供っぽくないか、不安になったが、彼は私の腕を持って「子供っぽいけどそれは性格で変わらない個性だと理解しているよ。」的なことを言ってくれた。確かに、この好奇心は70歳になっても変わらなそう。理解してくれるの嬉しい。
ただ、この時点で異性としてはまだ好きではないのかな?と不安になった。
彼の好きなところは、
・気持ちに寄り添おうと努力してくれるところ。
・レディファースト
・声!静かでとにかく優しくて、鈴をならすような声。

次の日、お酒を飲む。
彼の声が無性に聞きたくなった。会いたいと伝え、26日は仕事だと言っているのにわがままを言った。
彼はいつも突然の電話や会いたいという気持ちに答えてくれている。それは愛情表現であると思う。今回はそれに甘えて、自分はわがままを押し通そうとしている。と次の日二日酔いの頭を押さえながら反省して伝えた。
彼は優しすぎるが故に、仕事でも甘えられすぎて利用されることがあるらしい。それを恋人である自分が無自覚でもやってはいけない。
これは、今度会った時に絶対伝えよう。彼のことを大切にしたい。と。

本日、お見合いの予定を入れていた人たち全員にお会いし終え、全てを終えた。皆いい人でお会いできてよかった。

彼に電話した。すぐに答えてくれる。

「あの、えーっと恥ずかしいけど、すきです。会って間もないけれど、ゆっくりでいいので異性として好きになってくれると嬉しいです」「それに幸せになりたい。」と伝える。すると「それは難しいことですね」と彼が答える。
私は「うん。難しいことだけど努力します。よろしくお願いします。」と伝えた。
彼は、人として好きだけど当然異性として好きだと笑って言ってくれた。

嬉しかった。好きだという気持ちがあふれた時に、好きと伝えて受け止めてくれる相手がいることが嬉しい。ありがたい存在だ。

前の彼を思い出すとスーッと背中とおなかのあたりが冷えて心が冷たくなる。顔も能面のように無表情になる。
対して彼を思うと、胸が温かくなり、心が躍る。まさに踊りだしたくなる。顔はにやける。

二人で幸せになろう。と強く思った。

ところであのクリック音はなんだろう。まぁどうでもいい。今度聞いてみよう。


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