【憂暮れ - ゆうぐれ -】
私の悪魔が目醒めそう
私の道徳が壊れそう
夢であればどれだけ良いか
夢だけで終わらせていれば
どれだけの人が不幸にならずに済んだことか
私の名前を
もう誰も呼ばないだろう
愛を呼ぶことも無いだろう
全てが無で
全てが虚で
叶う願いなど、初めから無かったのに
欲をかいて身を滅ぼすことになってしまった
『始まりは終わりの始まり』
いつか何処かで聞いた、そんなひねくれた言葉も
今ならすんなりと私の胸の奥に溶けて行く
どうしてもっと明日を考えられ無かったのか
考えれば考えるほど、私の身は切り刻まれて
《今》に立ち尽くしてしまう
けがれた手を、誰か掴んで
いただいたお気持ちは、創作意欲を掻き立ててくれる毛むくじゃらでニャァと鳴く息子・娘で分け合います(^_^)