「まだまだ働かんといかんもんねぇ」の意味。
消費税が上がる日に、私の年齢も上がる。
「46じゃ、まだ引退できないよな」と、ふと浮かんだ。
今年のはじめ、手術の後遺症で腕が上がらない状態のまま、仕事復帰することになったとき、周りの入院患者のおじいさん達から、こう言われた。
「まだまだ働かんといかんもんねぇ」
引退している彼らから出た言葉には「かわいそうに」のニュアンスが含まれていた。
復帰したあと、職場でも、六十過ぎのベテラン社員からも言われた。
「まだまだ働かんといかんもんねぇ」
ま、「働かんと」と言うよりは「稼がんと」ってことなのだろうけど、それを聞くたびに、「稼ぐために生きてるわけじゃないのにな」と思っていた。ここ(病院)にいるより働きたいと思ったから、退院、仕事復帰を決断しただけだ。
我慢して、会社に時間を捧げ、ストレスを切り売りして、報酬を得ていると思っている人が、過去にも現在にも多くいるのかもしれない。そして、その人達が、そうしてない人達に、手招きしているように見える。
どうにか、そちら側に吸い込まれないように、今日も自分の思い通りに、生きたいと思う。
今日は仕事は昼までにして、帰って、昼寝して、夕方リハビリに行く予定。
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