忘れないためにメモを取っているのではなく、脳にエントリーして予選を戦わせるためにメモを取っているのかもしれない。

私は、紙のノートに、メモを取る習慣が有ります。

仕事中、「これは考慮しといた方がいいな」とか「これは忘れないようにしないとな」ってことを頻繁にメモしています。

わりと、ちゃんとメモしています。

「なさじさん、今日議事録の係でしたっけ？」と言われるぐらいに書いています。

ただ、メモはしていますが、
そのノートを読み返す習慣はありません。

だから、「書いて終わり」ってものが数々存在します。

で、その「書いただけで終わりになっちゃった物たち」を、私はどう思うかというと「その程度の物だった、ってことだよね」もしくは「書いたことで脳に刻まれたはずだからいいよね」と、あまり気にしません。「本当に重要だったら、それらは必ず予選を勝ち抜いて、なさじ脳から飛び出してくるはずだよね」と思っています。

そう考えると、私のメモは「絶対に忘れないために」ではなくて、「脳内で予選を戦わせるため」「何が勝ち上がってくるかを楽しむため」が目的とも言えます。

あとは、「捨てることを良しとする、わがままな自分」に浸って、それがストレス発散になっている、とも言えるかもしれません。