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#現代川柳

荒川佳洋氏の連載「現代川柳時評1 自己表出の短詩文学」を読む

荒川佳洋氏の連載「現代川柳時評1 自己表出の短詩文学」を読む

X(Twitter)に荒川佳洋氏の連載「現代川柳時評2 川柳評論の現在」を読んで思ったことをポストしていていましたが、noteにまとめてみました。

で、改めて「現代川柳時評1 自己表出の短詩文学」を読んでみました。

初読と同様に引っ掛かったのは次の引用部分。

時評書き出しの一文です。ここで指す「センリュウ」とは何のことでしょう。それと何故「川柳」と書かずにあえてカタカナ表記の「センリュウ」と

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荒川佳洋氏の連載「現代川柳時評2 川柳評論の現在」を読む

荒川佳洋氏の連載「現代川柳時評2 川柳評論の現在」を読む

日本現代詩歌文学館の館報『詩歌の森(第101号)』が届いたので、荒川佳洋氏の連載「現代川柳時評2 川柳評論の現在」を読みました。

第一印象として、これ、“わたしの知らない川柳界”でのお話しをしているようにしか読めませんでした。まあ、わたしの勉強不足であり、“知らない川柳界”のほうが主流なのかもしれませんが。

今回の時評では、限られた誌面の大部分を割いて『川柳作家の戦争協力に関する歴史的検証を川

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自句解説は難しい

自句解説は難しい。

難しいといっても、明確な意図・目的をもって創作したものであれば、どこまで伝わり切るか不安だけど解説することができる。
でも、偶然の産物・無意識の結果としてできた創作について、解説することができない……。

偶然の産物・無意識といっても、もちろん自動手記ではなくて、その時々の「単語と単語の組み合わせだったり」「何となく並べてみたり」という“感覚的なもの”の一言で終わってしまう…

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