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弱者が突ける”猛者の弱点”



””実力者””の「コンテンツ」には
欠けてるものがある。





そう思いませんか?




現に、
あなたは今までいくつもの
「コンテンツ」を買ってきたはずです。


で、
結局いくら稼げましたか?


月収30万円が余裕だったはずの
あのコンテンツ、結局どうでした?



月収50万円までのロードマップ、
今どこまで進んでます?


「騙されたわけじゃないけど、
結局自分には使えないノウハウだったな…」

こんな悔しい思いを、
あなたは何度もしてきたのではないですか?




いいですか。
あなたに実力がないのが
悪いわけではありません。




行動できなかったあなたが
悪いわけではありません。



ノウハウに欠けているものがあった。




ただ、それだけの話です。


あなたが自分を責める必要はありません。



悪いのは、
欠けているのを無自覚なまま
ノウハウを販売している販売者です。



悪いのは、
欠けていることを知らないまま
欠けているノウハウを購入する行為
です。



まずは知りましょう。




信頼できるはずの
”実力者”や”猛者”たちの出す
「コンテンツ」に何が欠けているのか?




そして、あなたに何が欠けているから
ただノウハウをコレクトする人に
なってしまっているのか?





今からお話しするのは

人間の原理です。



マインドとか、人間心理とか、
そういう次元の話ではありません。



言ってしまえば「当たり前」で、
聞いてしまえば「ごく普通」の話です。






それでは。


まず断言しますね。

常識って、変質するんですよ。




そんなわけがないと思う人が
いるかもしれませんので、
少し実感してみましょう。




例えば私が

「明日もノート書きますね」

こう言うとします。




あなたはおそらく、
「また明日もnote出すんだな」
と思ってくれるでしょう。

※明日は出しません



私のフォロワー様も
同じように解釈してくれると思います。

※明日は出しません




では、

「あなたの現実世界の友人」


が見たらどう思うでしょうか?


「え?ノート?何言ってんだコイツ……学生?」


私の「ノート書きます」発言で
あなたの友人は混乱します。




あなたや私のフォロワー様は
「note」を即座に思い浮かべ、
意味を正しく受け取れるのに対し、



あなたの友人は
「文房具のノート」を思い浮かべ
見当違いの方向に思考を巡らせることになるのです。




これは、
あなたにとって「ノート」とは

「note」というこのプラットフォームのことであり、
そこに投稿された「記事」というのが
「常識」であるのに対し、



あなたの現実の友人にとって「ノート」とは
文房具の、紙媒体の「ノート」を指すのが
「常識」だということです。



つまりはあなたと友人で、
常識が食い違っているということに
他なりません。







では聞きますが、
あなたは「一年前」
どちら側の人間でしたか?



一年で足らなければ
二年前、三年前でもかまいません。


あなたも、
元は後者側の人間だったはずです。





それが今や、「ノート」と聞いたら
真っ先に「note」を思い浮かべる人間に
変質しているわけです。




このように、

常識って変質するものなんですよ。




もっと正しく言いましょう。




人間は、
ある分野に詳しくなればなるほど、
その分野に常識が「偏る」ものなんです。



同時に、
「詳しくなかった頃の常識や感覚」
を見失っていきます。






これは、
あらゆる分野で起こることであり、
例外はありません。





あなたは
ネットでの副業という分野に
どんどん詳しくなってますよね。




そして、詳しくなった今、
ノートと聞けば文房具ではなく、
真っ先に「note」が思い浮かぶようになっているのです。




常識が変質するのはなんとなくわかった。
でも、

だから何?



それくらいで何の問題が?



と、思うかもしれません。





この原理から来る人間の習性の
一番の問題点は、




常識が変質すると、

変質する前の常識がわからなくなる




というところです。




いやいや、
たしかに「ノート」と聞いて
「note」と思い浮かぶようにはなったけど、

普通の人が聞いたら「ノート」は文房具だし、
それくらいわかるよ。

と、思うあなたも、
じゃあ、


SNSが普及したこの時代で、
あなたの友人、知人、
親兄弟や家族に至るまで、


「ノート」という単語を聞いた時、
誰が「note」を思い浮かべて
誰が文房具を思い浮かべるのか。


今この瞬間に、断言することはできますか?




おそらく「わからない」はずです。




しかし、
もし常識が変質する前のあなたなら
こう答えたでしょう。

「そんなの、全員が文房具を思い浮かべるに決まってるじゃん」

だって常識だから。




しかし今、断言することはできませんよね。
何故ならあなたの常識はすでに変質し、
変質する前の常識を見失っていますから。



この原理を、もう少し詳しくお話ししましょう。




基本的に人は、
その分野に詳しくなればなるほど、

その分野の専門用語や業界用語が
【世界共通語】であるかのように
錯覚しだします。




何故か?


その分野に長く居れば居るほど、
その分野の用語に触れる機会が多くなります。



そして、
周囲の誰もがそれらの用語を正しく理解し、
その用語が飛び交う環境に入り浸ることになります。



結果、

▶その分野の用語を使うこと
▶その分野の用語が伝わること

これらが当たり前になるからです。




しかも、
「専門用語」や「業界用語」
だけではありません。




日常的な言葉のニュアンスも
長く接している分野に偏ります。




さきほどの「note」とは
また違った例題を出しましょう。


例えば、
「コストが高い」という短い言葉。


これも、
分野によって変質が起こる
「言葉」の一つです。

「コストが高い」という言葉を…

▶小売り業をしている人が聞くと
「仕入れ原価が高い」と受け取ります。

▶人事で働いている人が聞けば
「人件費が高い」と受け取ります。

▶広報の人が聞けば
「かかる広告費が高い」と受け取ります。


これの何が一番困るかというと、


その環境に長く居れば居るほど、
「偏る前の当たり前」が
どんどんわからなくなっていくんです。





ちなみに私はずっと小売業をしていたので、
「コスト」と聞くとまず「原価」を思い浮かべます。



しかし、
別の業界の人が「コスト」と聞いて
真っ先に何を思い浮かべるのか?
というのはあまり想像がつかないのです。


さきほどのように
職種から予想を立てることはできます。



ですが、
コストという言葉をあまり使わないような
世間の多くの人が「コスト」と聞いて
真っ先に思い浮かべるものが何なのか、


というところに関して

私は全く正解がわからないのです。






もう一度言います。
特定の分野に精通することによって
常識が偏ることの一番の弊害は、

偏る前の「常識」がわからなくなる


ということです。





人間は、
知識と反比例するように
「詳しくなる前の水準」を
どんどん見失っていくのです。




結果どうなるか?




自分が普段から接している
専門用語が「その分野に詳しくない人」に

どこまで通じるのか?





自分が普段から使っている
言葉のニュアンスが「その分野に詳しくない人」に

どんな受け取られ方をするのか?





ここが、

全くわからなくなります。





おまけに、
先ほど出した「note」のように、
その業界用語や言葉のニュアンスが、

どのレベルの、どんな人になら
きちんと意図した意味で伝わるのか?

というのも判断つかなくなります。





しかも往々にしてこれらは

自覚症状がなく、

何かを説明する際にその人は

伝わらない専門用語、
伝わらない業界用語、
伝わらないニュアンスの言葉

これらを

「これくらいなら伝わるだろう。常識だし」


くらいの感覚で駆使することになり、
結果

「何も伝わらない」


という大惨事を無自覚に引き起こすことになるのです。



しかも





この「常識の変質」の何が恐ろしいかって、
「なら気を付ければいいのね」
話が終わらないところです。




身もふたもないことを言いますが、
「気を付けたところで」
できることって、

詳しくない人に説明する時は
「専門用語や業界用語をなるべく使わない」

くらいなんですよ。



変質してしまった常識では
変質する前の常識が「わからなく」なるため
「言葉のニュアンス」は偏りっぱなしです。



さきほどの私の「コスト」の話と同じで、
自覚できるのは
「偏っている」という事実だけ
で、



「偏る前の考え方」は
わからないということになるんです。



ここから導き出される事実があります。
勘の良い人はすでにお気づきでしょう。




つまり、


ということになります。



何故なら、

詳しい人であれば詳しい人であるほど、
詳しくなかった頃のことが
わからなくなっているからです。



上級者であればあるほど、
初心者だった頃の感覚や
知識レベルを忘れていくため、

初心者がどこまで理解できるのか?
初心者がどこまでできるのか?


こんな、
初心者の水準がわからなくなるのです。







”猛者”や”実力者”のコンテンツに
欠けているものがある、
と言いましたよね。


欠けているのは、
初心者の水準への理解です。


断言します。



猛者であれば猛者であるほど、

上級者であれば上級者であるほど、

稼いでいれば稼いでいるほど、




彼らは、

稼げていない人の感覚を見失っています。







見たことはありませんか?
実力者がぽろっと零す一言。

「集客って、ぶっちゃけ〇〇するだけなんだよね」

そしてそれに多くの猛者たちが
賛同していくという構図です。

「間違いない」

「それもう答えやんww」

彼らには、それだけで伝わるのでしょう。
ただ。


まだそこまでの水準に至っていない、
初心者や、あまり稼げていない人からすると


それのどこが答えなんだと、


それでわかるわけがないだろうと!




お前らの水準で弱者を語るなよ、と
もっと詳しく教えてください、と
懇願したくなりますよね。





何故あんなことになるかというと、

猛者や実力者は
「弱者」の感覚や知識レベルが
わからなくなっているからです。



その「弱者」の感覚や知識レベルを
認識できていない”猛者”が
コンテンツを作ったらどうなるか?




当然、
初心者や弱者にとって、
理解しにくいモノが出来上がるに決まっています。




当たり前ですね。
相手はこちらの知識レベルやスタート地点を
とうに見失っているのですから。


「この程度なら説明しなくてもわかるだろう」

などと自分の水準で考え、
初心者にとって大切なステップや説明を
すっ飛ばしている可能性がとても高いのです。




お伺いしますが、

こんな現状の中、
あなたはどう行動していますか?

信頼できる実績を持っている人や、
猛者、実力者のコンテンツばかり買っていないですか?




初心者の水準を、
稼げていない人の常識を、



見失っている人のコンテンツばかり
買っていないですか?






だから、
コンテンツに置いていかれるのです。


だから、
ノウハウを使えないまま終わってしまうのです。



無料相談や、
コンサルを受けるのであれば
””猛者””一択です。


相手は実力者なので、


対面して、直に話すのであれば、
言葉の食い違い、常識の食い違いは
リアルタイムで修正され、


とても実りあるものになることは
間違いありません。




ですが、
「コンテンツ」という
一方通行のやりとりでは、



変質した常識の食い違いも、
変質した言葉のニュアンスも、


双方が食い違っていることを認識しないまま
話が進んでいく可能性が高いのです。





では、
私たちは一体どうすればいいのか?




選択肢はいくつかあります。
私が今、提示できるのは二つです。



一つは、
猛者のコンサルを受けること。


コンテンツでは常識が食い違って
うまくノウハウを吸収できない可能性が
多いにありますが、


対面して話すのであれば話は別です。


ただし、金銭面でのリスクは高く、
ハズレを引く可能性も決して低くない、
ということは忘れないでください。






もう一つは、
猛者でも実力者でもない、
「あなたよりちょっと先にいる人」
のコンテンツを買うことです。



例えば、
月100万円稼ぐ方法でも、
月30万円稼ぐ方法でもなく、


月3万円稼ぐためのコンテンツや、
月5万円稼ぐためのコンテンツを買ってください。



これらのコンテンツも
ハズレを引く可能性は普通にありますが、
金銭面でのリスクは最低限に抑えられます。



また、
これらのコンテンツを出す
「あなたよりちょっと先にいる人」も


常識の変質は起きていますが、
あなたよりちょっと先にいるだけなので


まだ「変質する前の常識」を
完全には見失っていない可能性が高いです。




つまり、
完全に見失った猛者よりも、
「あなたにとってわかりやすい説明」
してくれる可能性が高く、



結果的に吸収できる知識やノウハウ
猛者のコンテンツよりも多い、
という可能性すらあります。





そして、
今は「コンテンツを買う側」の話をしましたが、
「コンテンツを売る側」の話でも
そのままそっくり同じことが言えます。




私たち「”弱者”のコンテンツ」は、
「猛者のコンテンツ」に

基本的には勝てません。




説得力、拡散力、影響力。
だいたいにおいて下回ります。




ですが、

初心者への説明。


この一点においては、
どう考えても我々に軍配が上がります。



何故なら、
彼らの常識はすでに変質しており、
初心者の常識がわからなくなっているからです。





もちろん、中には
初心者の水準を見失っていない
猛者の販売者もいますよ。




コンサルを受け持ち、
初心者と直に接することで
初心者の水準を常に再確認している人です。



しかし、そういう人達が
「純粋な初心者向け」に
コンテンツを作るかというとそうではないし、



そもそも圧倒的少数派であることは
誰にも否めません。





つまりはやはり、

弱者の気持ちは
弱者にしかわからんのですよ。




元々は弱者だった人も、
弱者の頃の常識や感覚は
とっくになくなっているはずです。



それを言うなら私たちも
今この瞬間に失いつつありますが、
それでも”猛者”よりよっぽど距離が近い。



だから、

この一点において、
私たちは”猛者にも勝てる”と、
そういうわけです。




改めて言いましょう。



猛者のコンテンツには、
欠けているものがある。




そしてそれは、

私たち弱者が突ける、
唯一の猛者の弱点である。




私が伝えたかったのは、それだけです。








さて、
ここまでつらつらと書いてきましたが、
この文章からどんなメッセージを
受け取るのかはあなた次第です。




詭弁だと切って捨ててもいいですし、


だから「私のコンテンツ買ってね」と
私が言っているあっさいセールスだと
受けとるのも自由です。



一方で、

これからあなたが
取りに行くべき「ポジション」
のヒントにしても良いですし、



コンテンツを買う時の
数ある中の「一つの指標」
として持っておいても良いでしょう。




どれも事実です。




いずれにせよ、
この文章があなたの何かしらのプラスになれば私は幸いでございます。





ちなみに私は普段、
このような

・人の原理
・深層心理
・脳のしくみ

といったものを主軸として
言論を組み立てています。



もし今回のお話がおもしろければ、
ぜひまたお会いできればと思います。



それではここまで読んでいただき、
本当にありがとうごました。

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