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【ベスト】8月読了本

ハイレベルな8月読了本。

【点数】

没入感・のめりこみ度・すらすら読めた・面白かった 100点
衝撃度・インパクト 100点
計200点満点

 点数のイメージ
 80点 すごく面白い
 90点 人に薦めたい
    95点 誰かに言いたくて仕方がない
  100点 ドヒャー!

【候補作】

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【ベスト5】

没入感 94点
衝撃度 100点
森博嗣著 すべてがFになる
すべてがFになった衝撃。第1回メフィスト賞作品。衝撃度100点。
 孤島の研究所で起こる殺人事件。しかも密室。
1996年にハイテクな研究所を描けたことに驚き。
2020年であっても違和感がない。
密室トリックと驚きの結末がすごい。


【ベスト3タイ】

没入感 97点
衝撃度 98点
秋吉 理香子著 暗黒女子
「みなさん、今夜は嵐の中、お集まりいただいてありがとう。 我が聖母女子学院文学サークルの一学期最後の定例会です。」から始まり、
「 それではみなさま、ごきげんよう。」で終わる。
部員たちの小説が順番に披露され、ある事件の真相が浮き上がる。
少しずつ事件の真相がわかっていく過程が圧巻。

【ベスト3タイ】

没入感 97点
衝撃度 98点
天祢 涼著 希望が死んだ夜に
立ちすくむネガ(主人公)。
その前で首を吊っているクラスメートののぞみ。
事件を追う警察目線(現在)とそれに至ったネガの目線(過去)を交互に追いながら、物語が進む。
はたして、ネガはのぞみを殺したのか。それとも……。
日本の貧困という社会問題をテーマにしたミステリー。
知り合いに薦められ読んだ作品。
この本から同著者にハマることになる。

【ベスト2】

没入感 100点
衝撃度 105点
天祢 涼著 あの子の殺人計画
小学生きさらは男の子に告白される。
「希望が死んだ夜に」で登場した真壁刑事の元に変死体の情報が飛び込む。
並行して進む2つの物語。
これらが交わるとき景色が一変する。
驚愕のストーリー展開。
ミステリー好きにも一度読んでもらいたい作品。

【ベスト1】

没入感 102点
衝撃度 108点
秋吉 理香子著 絶対正義
あなたの周りにはいないだろうか。正義を貫く人が。
この物語は、正義を徹底的に貫いた場合、どのような結末が待っているかがわかる本だ。
この本は過去にレビューを書いているのでこちらも見てほしい。

【まとめ】

5位で194点ですから、本来ならランクインするはずだった本がことごとく落ちてしまった。
なぜなら、面白い本ばかりに出合えたからだ。
7月は三津田 信三氏に出会ったが、8月は天祢 涼氏に出会った。
この方もはまってしまいました。
紹介してもらったのですが、非常にラッキーでした。

ちなみに6位~10位
充分面白い

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