「いくつものチェンネルを使う」多多益益辨

多多益益弁ず
―多多益益辨―

[原文](史記 淮陰侯伝)
多多益益辨。

[書き下し文]
多多益益弁ず。

[原文の語訳]
やるべき事が多いほど上手に処理できる。

[解釈]
処理能力や生産性が高く、任されたなら任されただけ結果を出すということです。

できる人は物や人、時間を有効活用してどんどんと仕事をこなしていきます。「忙しい人に頼め」という言葉もありますね。

ただ処理能力や生産性に長ける人と、その長ける人たちをまとめあげる人とは違ってきます。優秀なリーダーがいてこそ力を発揮できるのです。

普段は暇を持て余しているような人でも、ひとたび忙しくなると俄然テキパキと処理する人は、日頃から柔軟に対応できるように準備をしているのです。

自分の効率化ももちろんですが、同時に周りに上手く頼ることで適材適所、相乗効果で生産性を上げているのです。

忙しい時でも周囲に目を配ることを怠らなければ、現状よりも効率化や生産性の向上につなげることができるのです。

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