「力勝負以外で挑む」強先不己若者、柔先出於己者

強は己に若かざる者に先だち、柔は己に出づる者に先だつ
―強先不己若者、柔先出於己者―

[原文](出典)
強先不己若者、柔先出於己者。

[書き下し文]
強は己に若かざる者に先んずり、柔は己に出づる者に先んずる。

[原文の語訳]
強とは自分に及ばない者に勝つこと、柔とは自分より上にある者に勝とうとすること。

[解釈]
強は力任せに制圧することで、一方で柔は急所を突いたり心理戦など正面からの力勝負では勝てなくても柔軟に対応することで勝利を目指すということです。

堅物よりも柔軟に対応できる方が強かったりします。格闘技でも打撃系に柔術が勝ることがありますね。

物量で圧倒する大手企業に対して、丁寧さでいく中小事業者という構図が相当しそうです。

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