「自分と相手は対等」彼人也、予人也
彼は人なり、我も人なり
―彼人也、予人也 ―
[原文](原毀)
彼人也、予人也 。彼能是而我乃不能是。
[書き下し文]
彼は人なり、我も人なり。我何ぞ彼を畏れんや。
[原文の語訳]
彼も人、自分も人。自分がなぜ彼を畏れるのか。
[解釈]
自分も相手も同じ人間、獲って食われるわけではありません。なにを畏れる必要があるのかということです。
二人の間に差ができたとすれば、それを成長に対する我慢強さ忍耐力の差です。
「あの人にできて自分ができないことはない」と自分を奮起させるときに意識したいものです。
相手に主導権を握られそうになった時や、飲み込まれそうなときは、主観的に対等にすることで平常心を取り戻せそうです。
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