「心意気を感じると損得勘定はなくなる」人生感意気、功名誰復論

人生意気に感ずる、功名誰か復論ぜん
―人生感意気、功名誰復論―

[原文](述懐)
人生感意気、功名誰復論。

[書き下し文]
人生意気に感ずる、功名誰か復(ま)た論ぜん。

[原文の語訳]
心意気を感じたなら、誰が功名心を気にするだろうか。

[解釈]
相手の積極的でいさぎよい気持ちに心動かされて、損得勘定に関係なく力を貸すことがあるということです。

その人の強い意気込みを感じたら、おのずと周りも協力してくれるものです。

気をつけないといけないのは、口の上手い人に乗せられてしまうことです。調子の良い言葉に一人先走りしてしまっては危険です。言葉だけではなく、行動もしっかり見た上で判断しなくてはいけません。

トップに名誉欲があると感じてしまうと周りはやる気を失せてしまうものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?