「アウトプットを怠らない」経術正所以経世務
経術は正に世務を経する所以なり
―経術正所以経世務―
[原文](宋名臣言行録)
経術正所以経世務。
[書き下し文]
経術は正に世務を経する所以なり。
[原文の語訳]
経学は世のために尽くすべき務めを営むためのものである。
[解釈]
知識や教養、学識は貯めこむだけではなく、それを社会生活に活用するためにあるということです。
せっかく持ちあわせた知識も実生活で実践しなければ、宝の持ち腐れにしてしまってはもったいないですよね。
何事もインプットよりもアウトプットが必要であり大事ですよね。はっきりとした目的があれば方法や計画が明確になります。
できる人は習得知や経験知をどんどん活用していきます。そこから新たな創造を生み出していくのです。
評論家は持てる知識を批判に用いるだけではなく、本来は率先して改善のために活用していく立場でなくてはいけません。
学んだことは周りの人に話したり、実践することで経験知となり、血肉となるのです。
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