「全力を尽くしつつ時を待つ」信不棄功、知不遺時
信は功を棄てず、知は時を遺れず
―信不棄功、知不遺時―
[原文](戦国策)
信不棄功、知不遺時。
[書き下し文]
信は功を棄てず、知は時を遺れず。
[原文の語訳]
信義とは功績が上がるまで続けること、知的とは時を逃さないことにある。
[解釈]
信義に厚い人は結果が出るまでやり続け、知恵のある人は機会を逃さないということです。
成果が上がらないと途中で投げ出してはいけません。辛抱強くやり続けること、機を見て適切に処理できるようにしたいものです。
臥龍鳳雛と呼ばれた二人でも「現在に全力を尽くしつつ、天の時を待っている」と言われました。
植物も「美しい花を咲かせる」ことを本分として適切な「開花の時期」をじっと待っているのです。
いつでも今日がベスト。でも今日を踏まえた明日があり、その明日がベストになるのです。
芸能人の経験談、に大きな仕事など「来たな~」と感じることがあるそうです。その時のために、しっかりと準備をしておく必要があるといいます。
できる人は目標をしっかり持ち、地道に準備を整え飛躍する時を的確に捉えるのです。
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