「小さなことから」慎於小者、不懼於大
小に於いて慎める者は、大に於いて怖れず
―慎於小者、不懼於大―
[原文](官箴)
慎於小者、不懼於大。
[書き下し文]
小に於いて慎める者は、大に於いて怖れず。
[原文の語訳]
小事において慎重な者は、大事においても怖れない。
[解釈]
小さいことでもしっかりとこなしていれば、大きなことを前にしても萎縮することはないということです。
小さな成功が積み重なって自信となることで、大きなことでも怯まず挑むようになるということです。
一人でいるときでも心を慎むことができる人は、混乱の中でも自分を見失うことはないのです。
隠れてやましい事をしていると、何かあったときに自分にも疑惑の目が向けられるかもしれないと不安になります。何もやましいことをしていなければ、そういった状況でも平然としていられるはずですね。
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