「人に欠点はあるもの」西施有所醜
西施にも醜なる所有り
―西施有所醜―
[原文](淮南子 説山)
西施有所醜。
[書き下し文]
西施にも醜なる所有り。
[原文の語訳]
西施でさえも醜いところがある。
[解釈]
美人といわれる西施でさえも醜いところがあったということで、完璧な人はいないということです。
誰しも欠点はあるものです。その欠点をどう置き換えるかが大事になってきます。欠点を修正するのか、欠点はそのままに他を伸ばすことで補うのか、人それぞれになりますね。
「欠点がある方が人間味があって逆にいい」という言葉もありますね。
一方で本人も欠点があることを意識しなくてはいけません。長所だけを強調することは、逆に欠点の露出を垂れ流しにしていることにもなりかねません。
組織となると、人事を担当する人は適材適所を考えた場合に、その人の欠点にどう対策するかが本人以上に気を使わなければいけなくなりそうです。
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