「決めたらやる」決不敢行者百事之禍也
決して敢えて行わざるは百事の禍なり
―決不敢行者百事之禍也―
[原文](史記 准陰侯列伝)
決不敢行者百事之禍也。
[書き下し文]
決して敢えて行わざるは百事の禍なり。
[原文の語訳]
決めたのにあえて実行しないのは多くの災いのもと。
[解釈]
決定したことにいろいろと理由をつけて実行に移さないのは弊害以外の何物でもないということです。決まったことは思い切って実行しないといけません。
すべきことをせず、先延ばしにすることに利点はありません。
優先順位を決めたのに、その順番通りに処理しないことで、後々損害が大きくなる危険性もあります。
「木を見て森を見ず」ではいけませんが、目標が定まっているのに足元の細かいところで手間を割いていてはいけないですね。。
頼まれたり役割を任されながら実行しないのはいけません。しかも虚偽の結果報告などもっての外です。できないものは初めから「できない」ときっぱり断る勇気も必要です。
組織でも上司が全面バックアップを保証し、部下も信頼していれば「やってみろ」と言われれば思いっきり行動できるものです。成功は自分のもの、失敗は部下の責任という無責任な上司では部下も行動に移しにくいものです。
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