「なるようにしかならないのだから」毋測未至

未だ至らざるを測ること毋かれ
―毋測未至―

[原文](小学)
毋測未至。

[書き下し文]
未だ至らざるを測ること毋かれ。

[原文の語訳]
まだ起こってもいない事に憶測しない。

[解釈]
まだ起きてもいないしやってもいない事に、あれこれ憶測してはいけないということです。

あれこれ憶測して心配しても、結果、杞憂、とりこし苦労だったりすることがあります。逆に楽天的に捉えすぎて「こんなはずじゃなかった」ということもありますが...。

事前に察知する先見も必要ですが、それに対してあまり深く考え込んでは他のことに集中できなくなってしまいます。

大事になることに、あれこれ考え込まなくても良いように、小事のうちに早めに取り掛かるようにしたり、普段から準備を怠らないようにしたいものです。

もしくは「なるようにしかならない」という切り替えが必要です。

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