「安息の地はない」人間何処不巉巌

人間何れの処か巉巌ならざん
―人間何処不巉巌―

[原文](慈湖夾阻風)
人間何処不巉巌。

[書き下し文]
人間何れの処か巉巌ならざん。

[原文の語訳]
この世は何処も険しい所である。

[解釈]
この世の中はどこも厳しく安息の地はないということです。

安息の地を求めるにしても、あえて険しい中を楽しみ進んでいくにしても、人は行動をするのです。行動しなければ状況は変わらないのです。

全てに満足ということはありません。どこかで不満点は出てくるものです。おそらくそれは欲から来るものでしょう。

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