「知識だけでは足りない」以書為御者、不尽於馬之情
書を以て御を為す者は、馬の情に於いて尽くさず
―以書為御者、不尽於馬之情―
[原文](戦国策)
以書為御者、不尽於馬之情。
[書き下し文]
書を以て御を為す者は、馬の情に於いて尽くさず。
[原文の語訳]
読書だけで馬お御し方をする者は、馬の心情までは理解できない。
[解釈]
知識だけもっていても経験を積まなければいけないといいうことです。
机上論だけで実践で活用できなければ意味がありません。兵法書を読んですぐに軍を指揮できるものではありません。
組織の御曹司が優秀な成績で学校を出ていきなり重役待遇でやってきても、最初はなかなか部下の人心掌握はできないものです。
読書で得た知識を実践に用いて、そこで経験を積むとともに自分なりに効果的に改良することで血肉となるのです。
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