「小さなことでも確実に」幾事不密則害成

幾事密ならざれば則ち害成る
―幾事不密則害成―

[原文](易経 繋辞上伝)
幾事不密則害成。

[書き下し文]
幾事(きじ)密ならざれば則ち害成る。

[原文の語訳]
わずかな事柄でも緊密にしなければ害になる。

[解釈]
些細な事でも連絡や確認をきちんとしておけかなければ損害となるということです。

小事が大事、報連相をしっかりするということだったり、口を滑らした小さな情報で秘密が漏れ、形勢逆転になることもありえます。

この程度のことなら誰かがやってくれるだろうと全員が思ってしまい、結局できてなくて後で大慌てになることはありませんか?

人任せで経過確認もせず、いざ問題が起こると部下に責任を押し付けるトップには困りものです。