「全てを師と考える」他山之石、可以攻玉

他山の石、以って玉を攻くべし
―他山之石、可以攻玉―

[原文](詩経 小雅・鶴鳴)
他山之石、可以攻玉。

[書き下し文]
他山の石、以って玉を攻(みが)くべし。

[原文の語訳]
他の山からの石は、自分の玉を磨けるのに使える。

[解釈]
「自分に直接関係のないものでも、自分を向上させるのに役立つ」や「他人の良いこと以外でも間違いや良くない言動も自分を磨くために役立つ」というたとえを表す四字熟語「他山之石(たざんのいし)」の由来です。「人のふり見てわがふり直せ」反面教師としても活用できるということです。

一見すると無関係そうなことでも、何か役に立つことがあるかもしれない。雑学や異種交流、未知の体験などが当てはまりそうです。

雑談も確かに時間の無駄と考えてしまいますが、貴重な時間を費やしているので、せめてそこから何か一つでも得ようという意識をもちたいものです。

周りを見渡せば全てが師になるのです。

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