「チャンスは迎えに行く」利不従天来、不従地山

利は天より来たらず、地より出でず
―利不従天来、不従地山―

[原文](塩鉄論 二巻 非鞅)
利不従天来、不従地山。

[書き下し文]
利は天より来たらず、地より出でず。

[原文の語訳]
利益は天から降ってくるものではなく、地から出てくるものではない。

[解釈]
利益は天から降ってきたり、地面から湧いて出てくるものはないということです。

受け身ではなく自ら動かなくては利益は得ることはできないということです。

できる人は待つ意志よりも自ら動く意志の方が強いのです。そしてすぐ動けるように準備を周到にしているからすぐ動けるのです。

たとえ自分は働かずとも安定した収入があるとしても、それは先人が働いてくれた恩恵を受けているだけです。

一攫千金を夢見たギャンブルなどの他力本願な受動的ではなく、時間はかかりますが地道にコツコツでも積極的にいきたいものです。その上で少ない力で利益を得る方法を考えてみることにしましょう。

朗報というのは降って湧いたわけではなく、気づかないところでも何かの因果があるのです。そうです、ヒントは周りに転がっているのです。常にアンテナを張ってヒントを見つける意識を持ちたいところです。

メディアで紹介されるのも、何かアクションを起こしているからこそ目に止まって取り上げられるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?