「耐えることは基本」忍之一事、衆妙之門

忍の一事は、衆妙の門
―忍之一事、衆妙之門―

[原文](官箴)
忍之一事、衆妙之門。

[書き下し文]
忍の一事は、衆妙の門。

[原文の語訳]
耐え忍ぶことは、あらゆる道理の門である。

[解釈]
耐え忍ぶことが、どんなことも成し遂げられる入り口ということです。

仕事にしてもスポーツにしても勉強にしても、苦しいときや壁にあたって辛い時があっても耐え続けることができることが、達成への第一条件ということです。

叱られたり指導を受けるのは、自分が組織やチームの中で必要とされ後継者として人材育成を受けているということではないでしょうか?むやみやたらと反発することはせず、一旦は受け入れるのも忍耐力の一つです。

ただ、すべてを耐えることは精神的のも肉体的にも限界があるので、時には逃げてもよいはずです。その取捨が大事になりますね。

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