「反省に立って改善をする」省行者不引其過

行を省みる者は其の過ちを引かず
―省行者不引其過―

[原文](晏子春秋)
省行者不引其過。

[書き下し文]
行を省みる者は其の過ちを引かず。

[原文の語訳]
行いを反省する者は同じ過ちを繰り返さない。

[解釈]
自己反省をする人は同じ失敗は二度繰り返さないということです。

同じ失敗を繰り返す人を何とかの一つ覚えといいますよね。同じ後始末を繰り返すほど無駄なことはありません。

そうはいってもテストで点数が悪くても、なかなか勉強しようという気にならないものです。

できる人は自己反省のもとで日々改善を繰り返し、失敗しない仕組みづくりができるのです。

自己分析がなかなかできない場合は、周りの助言を聞き入れる方法もありますね。特に子どもの指摘というのは正しいものなのです。

周囲のアドバイスも聞かず思いつきを安易に公言したり、周囲を混乱させうような言動を繰り返すトップには困りものです。

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