「相手の良さを活かせてあげられる友人に」管鮑之交

管鮑の交わり
―管鮑之交―

[原文](史記)
管鮑之交。

[書き下し文]
管鮑(かんぽう)の交わり。

[原文の語訳]
管仲と鮑叔の交友。

[解釈]
管仲と鮑叔の故事に由来する「互いに理解し信頼し合った、きわめて親密な関係」という意味です。

単なる遊び仲間ではなく、互いに相手を理解尊重し、自信をもって周りに推薦できるような信頼し合った関係。そうなるためには互いに長所を把握していることが大事になってきますね。

苦しく辛い時機こそ人の本性が出るものです。その時期を一緒に過ごした友人とはこういった関係を築けるのではないでしょうか。

こういった友人が一人でもいてくれたらよいですが、そのためには自分もあいてにとって同じ存在にならなければいけませんね。

相手を思い、相手の良さを活かせてあげられる存在になりたいものです。

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