「約束は守る」丈夫一言許人、千金不易

丈夫一言人に許さば、千金にも易えず
―丈夫一言許人、千金不易―

[原文](資治通鑑)
丈夫一言許人、千金不易。

[書き下し文]
丈夫一言人に許さば、千金にも易えず。

[原文の語訳]
丈夫は一言でも人に許せば、千金にも改めない。

[解釈]
一言でも承諾したら、大金を積まれても心変わりはしないということです。

大金のために首を縦に振ることなく「金額の問題じゃない」とはよく言ったものです。

信用第一、できる人は約束を守ります。したがってはじめから安易に約束をしないものです。

トップが権限を移譲しながら院政を敷いている組織は信用度が下がるものです。

一度決めたことをコロコロと変更したり、直前になって気が変わって修正を求めるトップやリーダーには困りものです。

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