「ひけらかさない」不傲才以驕人、不以寵而作威
才に傲りてもって人に驕らず、寵をもって威を作さず
―不傲才以驕人、不以寵而作威―
[原文](将苑 将誡)
不傲才以驕人、不以寵而作威。
[書き下し文]
才に傲りてもって人に驕らず、寵をもって威を作さず。
[原文の語訳]
自らの才能に傲って人を馬鹿にせず、可愛がれていることを後ろ盾にしてはいけない。
[解釈]
自分の能力や後ろ盾を誇って、見下してはいけないということです。
組織では学歴やキャリア、幹部に気に入られれているということで好き勝手なことをする人がたまにいますね。
気に入られている幹部を盾にすることは、問題を起こした時はその幹部にも責任が発生するということになります。それを力で押さえつけることができる幹部かもしれませんが。
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