「手を抜かない」一日縦敵、数世之患也
一日敵を縦せば、数世の患い也
―一日縦敵、数世之患也―
[原文](春秋左氏伝)
一日縦敵、数世之患也。
[書き下し文]
一日敵を縦せば、数世の患い也。
[原文の語訳]
一日敵をゆるせば、数世の禍根となる。
[解釈]
わずか一日でも敵を討つ手をゆるめれば、数世の後まで禍の原因となるということです。
追撃の手は途中で緩めてはいけません。余裕やスキを見せると逃走や反撃など、相手につけこまれる可能性がうまれます。
調子が良いときに慢心して甘んじるのではなく、停滞したときのため、できればしないための次の一手を打つことを考えなければいけません。
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