「疑問や興味を持って突き詰める」訊問者智之本、思慮者智之道也
訊問は智の本、思慮は智の道なり
―訊問者智之本、思慮者智之道也―
[原文](説苑)
訊問者智之本、思慮者智之道也。
[書き下し文]
訊問(じんもん)は智の本(もと)、思慮は智の道なり。
[原文の語訳]
訊問することは智を得るための基本であり、思慮は知恵となる道筋である。
[解釈]
分からないことを分かろうとするのは基本で、知ったことを深く考えることが知恵となる過程ということです。
まず必要な情報を集めること、それを分析するのが道理ということですね。
まず知ること。そして知っただけでは知識ですが、自分なりに咀嚼することで知恵として血肉にすることができるのです。
公式を覚えて演習問題を解くというのもそうかもしれません。
「なぜだろう」と興味や疑問を持ち、自ら考えることで成長するのです。
日頃から「なぜ...は...なんだろう?」という意識をもっていたいものです。
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