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マグロの完全養殖

マグロ養殖の研究では近畿大学が豊富な経験と最高の実績を誇っているが、このほど近大と豊田通商が、長崎県五島市の入り江で6年間に15億を投じてクロマグロの完全養殖を行うことになった。

絶滅危惧種に指定されてそのうち寿司も食べられなくなると危惧していたが、どうやらその心配はしなくてもよさそうだ。それにしても学問の進歩というのは、素晴らしいものだと感心する。ツウの人の話では、養殖魚は「磯焼け」と言って、浅い海で育つので味が微妙に違うのだそうだが、国連で非難されながらマグロを食べるよりはましだろう。このスピードだと、ウナギの完全養殖もそう遠くはなさそうだ。  

しかし、日本はどうしてこうタイミングよくあっさりと問題を解決して行くのか不思議な感じがする。尖閣諸島問題で中國がレアメタルの輸出を止めて圧力をかけてきたと思ったら、瞬く間に代替材料を開発してしまったものだ。危機対応型の国民性とでも言えそうな特質を持っているのかもしれない。災難をすらりと凌ぐ能力なのかとも思う。中東原油への依存もこのように速く解決して貰いたいものである。   

#マグロ #絶滅危惧種 #尖閣 #中国 #近大

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