見て見ぬふりなどしてられず

これを読んでいる方々は昨年あたりから世界のあちこちで深刻な森林火災が起きてずっと続いているのをご存知でしょうか。さすがにそろそろ知っている人の方が多いかなと思いますが。
はじめにアマゾンでの森林火災について知った直前、たまたまドキュメンタリー番組で地球の酸素の大半がアマゾンで生まれていると知ったばかりだったのもあり、深刻さをすぐに感じてはおりました。しばらく経ってオーストラリアでも森林火災が起きたと知ったとき、これはいよいよ人間にも大きな影響が出てくると感じました。もちろん、森林が燃えると酸素の供給が悪くなりますから健康被害も起こることでしょう。そして年末、長引く森林火災に避難を余儀なくすることとなる人々がいるニュースをみて、自分にできる地球にやさしいことを考えなくてはいけないなと感じました。今まで以上にやらなくてはいけない。アマゾンとオーストラリア、火災の起きた原因などは全く異なるようですが、多くの被害が起きている、起こっていくこと自体は同じ。人間だけでなく、生態系すべてがピンチにあります。

そんなときにふとネット上で目に止まった寄付についての情報。私には多額の寄付は無理だけれど、少しでも役に立ちたくて、今さっきオーストラリアの赤十字へ送りました。↓寄付先

親切にわかりやすく日本語でまとめてくれている方が複数いるのですが、私が参考にさせていただいたのはこちら↓とてもありがたい情報です。

クレジットカードまたはpaypalアカウントを持っていると寄付がスムーズです。
オーストラリアドルと円の換算もネットで検索するとすぐできますので、金額を事前に確認して打つと良いと思います。人によって考えが違うので寄付したい先も違ってくると思うのですが、私は被災者のための寄付にしました。消防士もコアラを助ける人も被災者となりうると考えたからです。

火災が完全におさまるのはとても時間のかかることでしょう。ニュースを見るたびに心は痛むし、なんて自分は恵まれた生活をしているのだろうとも感じます。数日前、呑気にオーストラリア旅行関係のCMを流していた某ラジオには憤りを感じます。センスがなさすぎる、世の中を知らない、勉強不足、融通の効かなさ。
そしてただ寄付をしただけで満足するのもちょっと変でしょう。生活の中でできることはないか時折考えます。とにかく使い捨てのものはなるべくやめていこうとか。便利な世の中、便利だけで埋め尽くして良いものか考えものですね。

勢いで書いてしまいましたが、少しでも参考にしてくれる方がいれば幸いです。はっきり言って音楽や絵を通じてでは救えない世界はあると、表現者でありながらも思います。ダイレクトにやるのが一番良いです。よっぽど特別な場合を除いて目の前で転んで大怪我した人の前で歌は歌わないでしょう。怪我した側としては「いいからまず痛いから早く助けてくれ」ですよね。そういうことですよね。

どうか多くの命と地球が守られますように。


na*


お読みいただきありがとうございます。 いただいたサポートは音楽や絵の創作活動に活用させていただきます。